出願番号 |
特願2010-021040 |
出願日 |
2010/2/2 |
出願人 |
公益財団法人鉄道総合技術研究所 |
公開番号 |
特開2011-157747 |
公開日 |
2011/8/18 |
発明の名称 |
トンネルの覆工コンクリート施工法 |
技術分野 |
土木・建築 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
トンネル掘削機械、一次覆工コンクリート、二次覆工コンクリート、開削トンネル |
目的 |
掘削されたトンネルの周壁に沿ってリング状に組み立てられるコンクリート打設用型枠において、打設されたコンクリートと接する内型枠の表面に凹凸を形成することにより打設されたコンクリートと型枠との付着力の向上を図り得る、コンクリート打設用型枠及びそのコンクリート施工法の提供。 |
効果 |
この技術によれば、コンクリート打設時に、打設されたコンクリートと接する型枠の表面に凹凸を形成することにより、打設されたコンクリートと型枠との間の付着力(せん断に対する抵抗力)の向上を図ることができる。 |
技術概要
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トンネルを掘削する際、トンネル掘削機械(シールドマシン)により地山を掘削後、掘削した地山表面と内側の型枠(以下、内型枠)の間に場所打ちコンクリートを打設し、一次覆工を形成している。次に硬化したコンクリートと内型枠との付着力を反力として、推進ジャッキによりシールドマシンを切羽に押し付け、さらに掘削するというサイクルを繰り返している。内型枠は、トンネル内で繰り返し転用して使用されるため、耐久性の高い鋼鉄製であるが、コンクリートが接する面が平滑のため、コンクリートと内型枠の間の付着力が低かった。この技術のコンクリート打設時に用いる型枠は、打設されたコンクリートと接する型枠の表面に凹凸を設けることにより、付着力を向上させたものである。この凹凸は、ストライプ状に形成された複数の線状の突起と、この線状の突起の間に形成される複数の窪みによって構成されるものが好ましい。また、凹凸は、格子状の突起と、この格子状の突起の間に形成される四角形状の窪み、あるいは、複数の円筒形状の突起と、この円筒形状の突起の間に形成される窪みによって構成されるものであってもよい。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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