アポリポタンパクE遺伝子多型検出方法、アポリポタンパクE遺伝子多型のゲノタイプ判定方法及び試薬

開放特許情報番号
L2011006217
開放特許情報登録日
2011/12/16
最新更新日
2011/12/16

基本情報

出願番号 特願2005-504287
出願日 2004/3/31
出願人 国立大学法人九州大学
公開番号 WO2004/087961
公開日 2004/10/14
登録番号 特許第4538637号
特許権者 国立大学法人九州大学
発明の名称 アポリポタンパクE遺伝子多型検出方法、アポリポタンパクE遺伝子多型のゲノタイプ判定方法及び試薬
技術分野 食品・バイオ
機能 材料・素材の製造、検査・検出
適用製品 アポリポタンパクE遺伝子多型検出システム、アポリポタンパクE遺伝子多型のゲノタイプ判定システム及び試薬
目的 正確、迅速、且つ、簡便にApo(アポリポタンパク)E遺伝子多型を検出し、ゲノタイプを判定することを可能とするApoE遺伝子多型検出方法、ApoE遺伝子多型のゲノタイプ判定方法及び試薬を提供する。
効果 正確、迅速、且つ、簡便にApoE遺伝子多型を検出することができる。又、安価なDNA分離方法を用いてApoE遺伝子多型を検出することが可能となり、一方で、様々なDNA分離方法の利用を可能とし、高速、且つ、大量化が可能となる。又、ApoE遺伝子多型検出方法、ApoE遺伝子多型のゲノタイプ判定方法及び試薬の正確性、信頼性を向上させることができる。
技術概要
アポリポタンパクE遺伝子多型検出方法は、アポリポタンパクE遺伝子に特異的なプライマー対を用いてDNAを増幅する段階、増幅したDNAを、アポリポタンパクE遺伝子のコドン112の一塩基多型部位を認識配列に含む第1の制限酵素と、アポリポタンパクE遺伝子のコドン158の一塩基多型部位を認識配列に含む第2の制限酵素と、を用いて、コドン112の一塩基多型部位を含む認識配列での第1の切断位置及びコドン158の一塩基多型部位を含む認識配列での第2の切断位置で切断する段階、切断したDNA断片を分離する段階、分離されたDNA断片を検出する段階、を含む。そして、プライマー対及び第1、第2の制限酵素は、夫々のアポリポタンパクE遺伝子多型に特異的な夫々100bp以上のDNA断片を生成し得るように選択され、プライマー対のうち上流側プライマーは、第1の切断位置より、60bp以上、136bp以下の上流の位置に5’末端が設定され、プライマー対のうち下流側プライマーは、第2の切断位置より70bp以上の下流の位置に5’末端が設定される。図1は、ApoE遺伝子多型のゲノタイピングの概念図、図2はプライマー対の設定位置を説明する模式図、である。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【 】
改善効果1 機械化、製品化に際しての正確性、信頼性を更に向上させることができる。更に、アルツハイマー病、血管疾患等、ApoE遺伝子多型が関連する疾患の診断、治療にとって有用な情報となるApoE遺伝子のタイピングを正確、且つ、迅速に行うことができる。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【有】
国外 【無】   
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