出願番号 |
特願2009-184158 |
出願日 |
2009/8/7 |
出願人 |
公益財団法人鉄道総合技術研究所 |
公開番号 |
特開2011-038816 |
公開日 |
2011/2/24 |
登録番号 |
特許第5225949号 |
特許権者 |
公益財団法人鉄道総合技術研究所 |
発明の名称 |
超電導磁石磁場を利用した電磁加振疲労試験装置 |
技術分野 |
情報・通信、輸送、電気・電子 |
機能 |
検査・検出、制御・ソフトウェア、機械・部品の製造 |
適用製品 |
超電導磁気浮上式鉄道、電磁加振疲労試験装置、疲労試験装置 |
目的 |
この発明は、超電導磁気浮上式鉄道の地上コイルのモールド材を対象に、任意の周波数での加振が可能な超電導磁石磁場を利用した電磁加振疲労試験装置を提供する。 |
効果 |
この発明によれば、インバータ電源により任意の周波数・負荷が直接加振用コイルに加えられるため、幅広い条件で疲労試験が可能となる。また、試験片加振用治具の固定方法を工夫することにより、複数の疲労試験を同時に実行することが可能となる。 |
技術概要
 |
従来、超電導磁気浮上式鉄道における地上コイルは、長期の屋外使用が前提となる超電導磁気浮上式鉄道の地上コイルにとって、その地上コイルを支持すべきモールド材の強度評価は極めて重要であり、実機の機械的・電気的信頼性を如何にして立証するかが当面の重要な課題である。特に、高周波での加振環境は超電導磁気浮上式鉄道に固有であり、粘弾性挙動を示すモールド材としての高分子材料の疲労強度における周波数依存性の検証は、コイルの強度設計に不可欠である。しかし、高分子材料の疲労強度測定方法としては、従来から存在するボールドウィンタイプ、油圧タイプ、リニアモータ駆動タイプなどいずれの方式も十分なものではなかった。この発明の超電導磁石磁場を利用した電磁加振疲労試験装置は、超電導磁気浮上式鉄道の地上コイルのモールド材である試験片1と、この試験片1の両側に配置されるリンク機構3を有する試験片加振用治具2と、このリンク機構3に連結される加振用コイル6と、この加振用コイル6に接続されるインバータ電源7と、この加振用コイル6に対向するように配置される超電導磁石8とを具備するものである。 |
イメージ図 |
|
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|