出願番号 |
特願2009-179320 |
出願日 |
2009/7/31 |
出願人 |
公益財団法人鉄道総合技術研究所 |
公開番号 |
特開2011-034782 |
公開日 |
2011/2/17 |
登録番号 |
特許第5465945号 |
特許権者 |
公益財団法人鉄道総合技術研究所 |
発明の名称 |
燃料電池システム |
技術分野 |
電気・電子、情報・通信、生活・文化 |
機能 |
検査・検出、制御・ソフトウェア、環境・リサイクル対策 |
適用製品 |
鉄道車両、自動車、家庭用等の電源に適用される燃料電池システム |
目的 |
この発明は、一部のスタックの故障した場合でも残りの正常なスタックで発電を継続する燃料電池システムを提供する。 |
効果 |
この発明によれば、一部のスタックが故障した場合、故障スタックに接続されているスイッチだけが開き、電流はバイパス回路を流れる。それによって、燃料電池システムは残りの正常なスタックにより発電を継続することができる。また、故障したスタックを切り離す間にも、連続的に導通経路を変更することができる。 |
技術概要
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燃料電池システムは、大出力で用いる場合、燃料電池セルを複数枚直列に接続してスタック構造にして利用される。しかし、燃料電池システムは運転中にフラッディングやクロスリーク、高分子膜や触媒の劣化などにより、不具合が起きた場合、燃料電池システム本体の停止を余儀なくされていた。この問題を解決するため、不良セルを含むスタックに対して外部電源を含むバイパス回路を並列に接続する方法や、不良セルを修理する期間別の電源に切り換える方法などが提案されていたが、具体的に解決できるシステムではなかった。この発明の燃料電池システムは、直列に接続した複数のスタック12A−12Gを有する電源回路10Aを有し、電源回路10Aは、各スタック12A−12Gから分岐するバイパス回路18A−18Gと、一部のセル電圧が閾値以下になったことを検知して電源回路10Aと負荷とを遮断する接触器19と、各スタック12A−12Gと電気的に直列に接続すると共に接触器19により電源回路と負荷とを遮断した後に検知されたスタックからバイパス回路18A−18Gに切り換えるスイッチ17A−17Gとを有するものである。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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