出願番号 |
特願2009-083969 |
出願日 |
2009/3/31 |
出願人 |
公益財団法人鉄道総合技術研究所 |
公開番号 |
特開2010-236963 |
公開日 |
2010/10/21 |
発明の名称 |
固相マイクロ抽出法における採取方法 |
技術分野 |
生活・文化、その他 |
機能 |
検査・検出、環境・リサイクル対策 |
適用製品 |
固相マイクロ抽出法における試料成分採取方法、鉄道施設における閉鎖空間の臭い等の原因物質又はその発生源の特定、閉鎖空間内の衛生環境の評価 |
目的 |
鉄道施設には、様々な閉鎖空間が存在し、この閉鎖空間内の衛生環境向上のため、臭い等の原因物質又はその発生源を特定する必要があるが、従来の、固相マイクロ抽出法における採取方法は、一定の時間内に採取できる試料成分の採取量が少なく、充分な検出感度が得られない問題がある。採取時間として3時間もの長時間を費やす必要があり、それでも、充分な検出感度が得られない場合がある。そこで、固相マイクロ抽出法を用いて試料成分の分析を行う際、試料成分を採取するのに要する時間を短縮でき、かつ、検出感度を高くできる方法を提供する。 |
効果 |
この固相マイクロ抽出法における試料成分採取方法によれば、従来3時間以上要していたものが、1時間程度と、試料成分を採取するのに要する時間を短縮でき、また、検出感度を高くでき、検出される成分の数も増えることから、より高精度な衛生環境の評価が可能となる。 |
技術概要
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この固相マイクロ抽出法における試料成分の採取方法は、試料成分を含む気体にファイバ状の試料採取部を接触させて採取し、採取した試料成分を分析する固相マイクロ抽出法における採取方法において、相対速度0.2〜7m/sで相対移動させて試料成分を含む気体と試料採取部とを接触させることからなる。この固相マイクロ抽出法における採取方法においては、試料成分を含む気体と試料採取部とを接触させる際に、試料採取部を円形状に移動させることが好ましい。また、この固相マイクロ抽出法における採取方法においては、試料採取部に、試料成分を含む気体を吹き付けることで、試料成分を含む気体と試料採取部とを接触させることが好ましい。図は、固相マイクロ抽出法における採取方法の一実施形態例を模式的に示した正面図である(1 採取装置、10 撹拌機、11 撹拌モータ、12 回転軸、13 撹拌翼、15a、15b、15c 支持部材、50 採取器具)。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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