合金ナノ粒子の製造方法、および水素吸蔵合金
- 開放特許情報番号
- L2011006035
- 開放特許情報登録日
- 2011/12/9
- 最新更新日
- 2011/12/9
基本情報
出願番号 | 特願2006-064810 |
---|---|
出願日 | 2006/3/9 |
出願人 | 国立大学法人九州大学 |
公開番号 | |
公開日 | 2007/9/20 |
登録番号 | |
特許権者 | 国立大学法人九州大学 |
発明の名称 | 合金ナノ粒子の製造方法 |
技術分野 | 金属材料 |
機能 | 材料・素材の製造 |
適用製品 | 合金ナノ粒子、水素吸蔵合金 |
目的 | 固溶体型のナノ粒子の製造。 |
効果 | 固溶体型のナノ粒子の製造方法の改良。 |
技術概要![]() |
従来の技術では、固溶体型のナノ粒子は、コア・シェル型のナノ粒子よりも優れた水素吸蔵特性を有するので、水素吸蔵合金としての使用を考慮すると、ナノ粒子は、製造した段階から固溶体型であることが望ましい。Pd/Rh合金は、Pdよりも水素吸蔵量が大きいが、水素吸収/放出サイクルにより、合金が相分離の傾向を示すという問題があった。相分離すると、Rhとの合金化による水素吸蔵量増大の効果も失われる。Pd/Rh合金には、Rhとの合金化により水素吸蔵圧力が上昇するという問題もある。 本発明では、Pd塩と、Rh塩または金(Au)塩である金属塩と、有機高分子と、多価アルコールとを含む溶液を加熱して、Pd塩に含まれるPdイオンと上記金属塩に含まれる金属イオンとを同時に還元し、Pd原子と金属原子とが固溶して単一種の結晶格子を形成した合金ナノ粒子を得る。また、この方法により製造可能になった合金として、PdおよびRhを含み、PdとRhとが単一種の結晶格子を形成し、水素吸収/放出サイクルを適用した後にも単一種の結晶格子が維持される合金ナノ粒子からなる水素吸蔵合金を提供する。 |
実施実績 | 【無】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【可】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
登録者情報
登録者名称 | |
---|---|
その他の情報
関連特許 |
|
---|