出願番号 |
特願2009-062490 |
出願日 |
2009/3/16 |
出願人 |
公益財団法人鉄道総合技術研究所 |
公開番号 |
特開2010-216911 |
公開日 |
2010/9/30 |
発明の名称 |
単独観測点データによるマグニチュード推定方法 |
技術分野 |
その他 |
機能 |
検査・検出 |
適用製品 |
単独観測点データによるマグニチュード推定システム |
目的 |
単独観測点データによるマグニチュード推定にあたり、複数の周期帯域フィルタを用いて正確なマグニチュードを即時に推定できる単独観測点データによるマグニチュード推定方法を提供する。 |
効果 |
震源距離を求める必要がないため、単独観測点データからマグニチュードを即時に推定することができる。また、複数のパラメータを使用することにより、誤差の少ないマグニチュードの推定を行うことができる。 |
技術概要
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単独地震計1のP波の連続波形を対象に複数の周期帯域のフィルタ処理を逐次行い、地震検知後数秒の複数の地震検知後数秒の複数の周期帯域フィルタ通過後の最大振幅を検出し、次いで長周期波形の最大振幅に対する比を演算し、この演算された比に基づいて、震源情報なしにマグニチュードを推定する単独観測点データによるマグニチュード推定方法である。単独の地震計1からのP波の情報を制御処理装置10に取込み、デジタル波形データとして時刻歴波形をメモリ14に取得する(ステップS1)。周期帯域フィルタ処理部15で処理された複数の周期帯域の時刻歴波形の振幅を、周期帯域フィルタ通過後の時刻歴波形の振幅検出部16で求める(ステップS2)。次に、複数の周期帯域の時刻歴波形の振幅において、最大振幅に対する他の周期帯域の他の周期帯域の時刻歴波形の振幅の比R↓1〜R↓iを長周期波形の最大振幅に対する比の演算部17で演算する(ステップS3)。ステップS3で求めた比に対して事前に用意した経験式を考慮することにより、震源情報なしにP波からマグニチュードを推定する(ステップS4)。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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