出願番号 |
特願2009-056373 |
出願日 |
2009/3/10 |
出願人 |
公益財団法人鉄道総合技術研究所 |
公開番号 |
特開2010-212061 |
公開日 |
2010/9/24 |
登録番号 |
特許第5352291号 |
特許権者 |
公益財団法人鉄道総合技術研究所 |
発明の名称 |
燃料電池 |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
燃料電池用セパレータ及び燃料電池 |
目的 |
固体高分子形燃料電池のフラッディングの発生を未然に防止するとともに、加工工数を削減可能な燃料電池用セパレータを提供する。 |
効果 |
セパレータ本体のガス拡散層に対向する面に単一の凹部を形成し、この凹部内にガス拡散層と電気的に接続する導電性部材を配置したことにより、フラッディングの発生を未然に防止するとともに、加工工数を削減して製造効率を著しく高めることが可能となる。 |
技術概要
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イオン交換膜6の両面に、白金触媒層5と、ガス拡散層4とともにセパレータ本体2を設けた燃料電池用セパレータであって、セパレータ本体2は、ガス拡散層4に対向する面に反応空間となる単一の凹部を形成し、この凹部内にガス拡散層4と電気的に接続する導電性部材3を配置した。単セル1(燃料電池)は、セパレータ2と、導電性部材としてのコイルばね3と、ガス拡散層4と、カーボンを担持した白金触媒層5と、イオン交換膜としての高分子膜6と、水素反応空間7aと、水素排出通路7bと、酸素反応空間8aと、酸素排出通路8bと、を備える。セパレータ2は、周縁部に沿って矩形の周壁部21が形成されることにより、その内側が単一の凹部22となる。この凹部22の内面は平坦に形成され、この凹部22内が水素と酸素との反応空間となる。また、セパレータ2は、弱酸性を示す高分子膜6に対しての耐食性も備えている。そして、セパレータ2は、外部の負荷10に電気的に接続されている。セパレータ2は、単セル1を積層する場合にセル同士を隔離し、且つ酸素と水素を隔離する機能を備えているとともに、隣り合うセル間の電気的コネクタとして良好な導電性を有している。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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