出願番号 |
特願2009-055917 |
出願日 |
2009/3/10 |
出願人 |
公益財団法人鉄道総合技術研究所 |
公開番号 |
特開2010-211440 |
公開日 |
2010/9/24 |
発明の名称 |
異常予測装置、異常予測システム、異常予測方法、及びプログラム |
技術分野 |
輸送、土木・建築 |
機能 |
検査・検出、安全・福祉対策 |
適用製品 |
異常予測装置、異常予測システム |
目的 |
正常な段階で得られる計測データを用いて、顕在化しない異常の進行度合いを監視可能な異常予測装置等を提供する。 |
効果 |
この異常予測装置等により、異常が顕在化しない段階で得られる計測データを用いて、顕在化しない異常の進行度合い(傾向)を監視したり、異常が発生する時点を予測可能となる。 |
技術概要
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異常予測システム1の管理サーバ2に、監視対象3から検査目的に応じた計測を行うセンサ5を用いて計測データを時系列に入力し、基準値及びパラメータを入力する。管理サーバ2の制御部10は、入力された時系列データから、常態範囲(対象とするデータの平均値や標準偏差を用いて求める)やその推移を算出し、更に、将来の常態範囲を推定して、異常の進行度合いや、異常の進行度合いが危険度「中」以上に至る時刻を、事前に予測し、出力する。そのため、正常な段階で得られる計測データを用いて、顕在化しない異常の進行度合いを監視し、異常の危険度が高まる時刻を予測可能となる(図2)。異常予測システム1は、監視対象3に取り付けられる複数のセンサ5と、センサ5からのデータを収集する複数のゲートウェイ4、…と、各ゲートウェイ4、…から出力されるデータをネットワーク6を介して取得し、処理する管理サーバ2と、から構成する。監視対象3は、例えばトンネル覆工におけるクラック幅の進展や、鋼橋の累積疲労の損傷度等である。センサ5は、監視対象3の検査目的に応じたセンサであり、例えば、クラック幅の進展を監視する場合にはひずみセンサ等を用いる。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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