出願番号 |
特願2008-331712 |
出願日 |
2008/12/26 |
出願人 |
公益財団法人鉄道総合技術研究所 |
公開番号 |
特開2010-151064 |
公開日 |
2010/7/8 |
発明の名称 |
複合サイクル・ハイブリッドレシプロエンジン |
技術分野 |
機械・加工、輸送 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
複合サイクル・ハイブリッドレシプロエンジン |
目的 |
省エネルギー化と低公害化を図るために、圧縮空気機関と蒸気機関と内燃機関とを複合化した複合サイクル・ハイブリッドレシプロエンジンを提供する。 |
効果 |
内燃機関の基本構成のままで、蓄圧した動力によるハイブリッド駆動化が可能である。よって、電気装置が無いので低コストで長寿命である。また、充放電サイクル寿命に無縁である。よって、事業用の車両や公共交通機関の車両に適する。また、自然界に豊富にある空気と水と排気ガスの熱エネルギーを併用するだけである。また、ベースロードに内燃機関、加減速に空気圧縮機(コンプレッサモータ)を併用することで、大幅な省エネ化や低公害化が可能である。 |
技術概要
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図1は、要素としての内燃機関と空気圧縮機と廃熱による蒸気機関との複合化レシプロエンジンの模式図、図2は、要素としての空気圧縮動力機の模式図、図3は、複合サイクル・ハイブリッドレシプロエンジンの模式図、である。図3に示すように、複合サイクル・ハイブリッドレシプロエンジンは、内燃機関の機能を果たす部分53の駆動軸54上に空気圧縮機51の駆動軸55が併設され、空気圧縮機51の吸気側と吐出し側に空気蓄圧タンク45と切替弁が連通された複合機関であり、加速時には内燃機関の機能を果たす部分53を4サイクルとしてそのまま用い、ブレーキ時には空気圧縮機51を2サイクルの空気圧縮機としてバルブ開閉制御を行い蓄圧し、加速時には空気圧縮機51を駆動モータとして併用し、ブレーキ時は蓄圧して運動エネルギーを変換する。また、図1、図2に示すようにコモンレール蓄圧式噴射システムは、ディーセルエンジンの燃料噴射装置の形式であり、燃料を規定の圧力で保持した容器(レール)があり、供給ラインがレールから各インジェクタに通じるようになっている。一方、本発明では空気についてもコモンレールを有する。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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