エタノールの製造方法

開放特許情報番号
L2011005929
開放特許情報登録日
2011/11/25
最新更新日
2014/10/22

基本情報

出願番号 特願2009-278555
出願日 2009/12/8
出願人 独立行政法人酒類総合研究所
公開番号 特開2011-120486
公開日 2011/6/23
登録番号 特許第5585952号
特許権者 独立行政法人酒類総合研究所
発明の名称 エタノールの製造方法
技術分野 食品・バイオ
機能 食品・飲料の製造
適用製品 飲料・その他
目的 酵母を用いたエタノール生産において、エタノール生産速度を上げることは、エタノール発酵の生産性を高めるために極めて重要であるが、酵母のストレス応答転写因子に変異を導入することにより改変し、高発酵性を獲得した例は知られていない。本発明の目的は、ストレス応答転写因子の遺伝子を破壊した酵母を用いて、生産性高くエタノールを製造する方法を提供することにある。
効果 本発明により、酵母のエタノール発酵において、速いエタノール生産速度でエタノールを生産することができる。
技術概要
 
酵母のストレス応答において中心的な役割を果たす転写因子をコードするMSN2及びMSN4遺伝子のうち少なくとも1種を破壊した酵母を作成し、20日間の清酒小仕込試験を行った結果、遺伝子破壊株において発酵速度の上昇が見られ、発酵終了時のエタノール濃度も向上した。また、MSN2遺伝子破壊株は、バイオエタノール生産に用いられる廃糖蜜培地においても、親株に比べて発酵速度が大きく、エタノール生産性に優れることが分かった。以上の結果から、本発明に示したエタノールの製造方法は、清酒、ビール、ワイン、焼酎等の酒類や、バイオエタノール等を含むエタノール製造に好適に用いられることが示された。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】
実施権条件 実施条件については、別途協議する

登録者情報

その他の情報

その他の提供特許
登録番号5  
その他 6件以上 【有】
関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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