出願番号 |
特願2008-291190 |
出願日 |
2008/11/13 |
出願人 |
公益財団法人鉄道総合技術研究所 |
公開番号 |
特開2010-116734 |
公開日 |
2010/5/27 |
発明の名称 |
上下線連結型高速気流循環トンネル |
技術分野 |
土木・建築 |
機能 |
その他 |
適用製品 |
上下線連結型高速気流循環トンネル |
目的 |
高速通過列車に対して追い風を発生させ、エネルギー及び騒音振動を抑制することができる上下線連結型高速気流循環トンネルを提供する。 |
効果 |
上下線連結型高速気流循環トンネルにおいて、高速列車に対して追い風を発生させることで、エネルギー的にも騒音振動的にも抑制した走行を行うことができる。また、送風路を長大トンネルの出入口の近傍に設けるようにしたので、トンネル微気圧波対策にも有効である。さらに、列車のトンネル内走行により発生する気流を上下線連結型高速気流循環トンネル内に循環させることにより、列車への追い風として有効に利用できる。 |
技術概要
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図1は、上下線連結型高速気流循環トンネルの模式図、図2は、上下線連結型高速気流循環トンネルの制御システムの構成図、図3は、上下線連結型高速気流循環トンネルの上線の動作フローチャート、図4は、上下線連結型高速気流循環トンネルの下線の動作フローチャート、である。上線1の開閉装置3及び下線5の開閉装置8は、トンネルにそれぞれ閉じられた空間を得るための機械的開閉器であり、それらの開閉装置3、8にはそれぞれ制御装置11A、11Bが配置される。また、第1の送風路4と第2の送風路9は長大トンネル2、7の出口2B、7Bの近傍に設けることにより、トンネル微気圧波を抑制することができる。これらの送風路4、9に配置される第1の送風機6と第2の送風機10は常時駆動している。上線1の長大トンネル2の出口2B及び下線5の長大トンネル7の出口7Bの近傍に配置される開閉装置3、8は、両開きのカーテン状の開閉装置であり、高速列車の走行がない時は閉じられており、常時送風されるトンネル内の風の流れをトンネルの出口から外に逃がさないようにする。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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