出願番号 |
特願2006-342972 |
出願日 |
2006/12/20 |
出願人 |
国立大学法人 新潟大学 |
公開番号 |
特開2008-149439 |
公開日 |
2008/7/3 |
登録番号 |
特許第4892682号 |
特許権者 |
国立大学法人 新潟大学 |
発明の名称 |
ワイヤ放電加工の表面改質方法 |
技術分野 |
機械・加工 |
機能 |
機械・部品の製造、表面処理 |
適用製品 |
ワイヤ放電加工、表面改質方法 |
目的 |
作業性に優れ、溶融再凝固層を除去して表面を改質することができるワイヤ放電加工の表面改質方法の提供。 |
効果 |
ワイヤ放電加工により、超硬合金の加工面には、クラックなどを含む溶融再凝固層が形成され、放電加工から電解加工に電圧を調整し、電解作用により溶融再凝固層を除去することができ、溶融再凝固層を除去した加工面は超硬合金の母材による緻密な面となり、他の研磨装置などを用いることなく、ワイヤ放電加工機のみを用いて、切断加工と加工面の改質処理とを行うことができる。 |
技術概要
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この技術では、脱イオン水を用いて超硬合金をワイヤ放電加工機により加工するワイヤ放電加工方法において、ワイヤ電極と超硬合金との間に脱イオン水を介在させた状態で、電圧が印加されたワイヤ電極により超硬合金に放電加工を施して加工面を形成し、放電加工から電解作用による電解加工に電圧を調整し、ワイヤ電極により電解加工を施して加工面の溶融再凝固層を除去する。電解加工時のワイヤ電極は、電解加工の前の放電加工時の軌跡と同じ軌跡で加工面に沿って移動するものとする。また、電解加工を施す前に、電圧が印加されたワイヤ電極により超硬合金に放電加工を複数回施して溶融再凝固層のワイヤ電極成分を除去することが好ましい。また、ワイヤ電極成分を除去することにより溶融再凝固層のクラックを露出することが好ましい。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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