出願番号 |
特願2005-077834 |
出願日 |
2005/3/17 |
出願人 |
国立大学法人 新潟大学 |
公開番号 |
特開2006-255199 |
公開日 |
2006/9/28 |
登録番号 |
特許第4304341号 |
特許権者 |
国立大学法人 新潟大学 |
発明の名称 |
3次元形状の計測装置およびその計測データによる義肢のソケット形状設計装置 |
技術分野 |
電気・電子、情報・通信 |
機能 |
制御・ソフトウェア、検査・検出 |
適用製品 |
3次元形状データ計測装置、義肢、ソケット形状設計装置 |
目的 |
超音波により、人体の外部形状だけでなく生体組織としての骨、筋肉、脂肪形状等内部組織形状も併せて計測し、さらに、義肢使用時において断端部周辺に作用する荷重を考慮して、義肢使用者が快適に使用できるようなソケットを提供するための3次元形状測定装置、義肢用ソケット形状設計装置などの提供。 |
効果 |
超音波を利用した簡単な3次元形状計測装置で、断端周辺の外部形状だけでなく、異なる材質から構成されている骨、筋肉、脂肪形状等内部組織形状も併せて計測することができる。このデータを使って正確な有限要素モデルが作成でき、義肢の使用者の生活環境に応じた形状修正を行ったソケットの設計ができる。 |
技術概要
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この技術では、3次元計測装置は、超音波の送出手段と、超音波の反射波の検出手段と、超音波の送出手段と反射波の検出手段の位置を決定する手段と、複数の材質から構成された検体の異なる材質間の境界を求めるために、検出されたデータを解析する手段と、解析された結果から有限要素モデルを作成する手段とを備える。そして、検出されたデータを解析する手段は、超音波の反射波のデータを時間と周波数とで2次元解析して水と皮膚、皮膚と脂肪、脂肪と筋肉、筋肉と骨の境界の位置座標を求め、有限要素モデルを作成する手段は、検出されたデータを解析する手段により求めた位置座標と予め用意した箇所の標準ヒト型有限要素モデルを使用して皮膚の有限要素モデル、脂肪の有限要素モデル、筋肉の有限要素モデル、骨の有限要素モデルを作成するように構成してなるものとする。また、この3次元形状計測装置で作成された有限要素モデルのデータを入力する手段と、生活環境を考慮した境界条件を入力する手段と、有限要素モデルのデータと境界条件とで有限要素応力解析を行い、ソケット形状を決定する手段とを有する義肢のソケット形状設計装置を提供する。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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