出願番号 |
特願2004-051530 |
出願日 |
2004/2/26 |
出願人 |
国立大学法人 新潟大学 |
公開番号 |
特開2005-238104 |
公開日 |
2005/9/8 |
登録番号 |
特許第3951029号 |
特許権者 |
国立大学法人 新潟大学 |
発明の名称 |
磁場移動型イオン交換樹脂およびその製造方法 |
技術分野 |
無機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
磁場移動型イオン交換樹脂 |
目的 |
イオン交換樹脂に磁場移動能を持たせることにより従来のイオン交換樹脂の欠点を解消し、イオン交換樹脂の利用分野を拡大させることの実現。 |
効果 |
この技術の磁場移動型イオン交換樹脂は、その少量を処理水中に入れて、流動状態で連続的に処理水中のイオンを除去(または回収)することができるので、単位時間あたりの処理水量を増加させ、かつ有用なSS分が除去されるを抑制するとともに樹脂原料である有機化合物などの漏出量も非常に少なくすることができる。また、処理後のイオン交換樹脂を磁場によって容易に回収することができる。 |
技術概要 |
この技術では、磁場移動型イオン交換樹脂は、イオン交換樹脂の粒子と、イオン交換樹脂粒子中に混入した、ガラス内部にFeを含む磁性無機化合物が均一に分布している磁性無機化合物含有ガラスの粉末とを含むものとする。また、この磁場移動型イオン交換樹脂の製造方法は、ガラス内部にFeを含む磁性無機化合物が均一に分布している磁性無機化合物含有ガラスの粉末を調製する工程と、イオン交換樹脂の原料と磁性無機化合物含有ガラスの粉末とを混合し、イオン交換樹脂の合成反応を実施する工程とを有するものとする。磁性無機化合物としては、マグネタイト、フェライトなどが挙げられる。また、磁性無機化合物含有ガラスとしては、マグネタイトやフェライトをホウ砂ガラスやケイ酸ガラスなどに混入させたものが挙げられる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|