出願番号 |
特願2005-256629 |
出願日 |
2005/9/5 |
出願人 |
国立大学法人 和歌山大学 |
公開番号 |
特開2007-071589 |
公開日 |
2007/3/22 |
登録番号 |
特許第4038576号 |
特許権者 |
国立大学法人 和歌山大学 |
発明の名称 |
デジタルホログラフィを利用した変位分布計測方法及び物体像再生方法 |
技術分野 |
情報・通信 |
機能 |
制御・ソフトウェア、検査・検出 |
適用製品 |
変位分布計測 |
目的 |
スペックルパターンが発生し易い物体表面であっても、スペックルノイズが低減され、高精度の計測が可能となる位相シフトデジタルホログラフィを利用した変位分布計測方法の提供を目的とする。 |
効果 |
得られる位相差を極座標系で表し、その位相差に重みをもたせて平均を求めることで、ラッピングされた位相差でも位相接続ミスなく正しい位相値に重みをもたせて平均を取ることができる。したがってスペックルパターンに起因するノイズによる影響が低減された変形前後の変位分布を得ることができる。再生像についても、スペックルパターンの影響が軽減された鮮明な再生像を形成することができる。 |
技術概要
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変位分布計測は、物体の像を位相シフトデジタルホログラフィによりデジタルホログラムとして記録し、記録したデジタルホログラムから物体の変位分布ないし変形分布を位相情報として計測する方法である。 変位前後の物体のデジタルホログラムを作成し、これらのデジタルホログラムにもとの画像領域より小さい複数の異なった窓関数をかけて再生する。各々同じ窓関数をかけて再生した変位前後の再生像から重みと位相差を各画素毎に得て、各々の窓関数に関して各画素毎に得られた位相差と重みから複素数を得る。各画素に関する複素数の平均を得て、各画素に関する複素数の平均から平均位相差を計測結果として得る。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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