出願番号 |
特願2005-053393 |
出願日 |
2005/2/28 |
出願人 |
国立大学法人 和歌山大学 |
公開番号 |
特開2006-238332 |
公開日 |
2006/9/7 |
登録番号 |
特許第3985047号 |
特許権者 |
国立大学法人 和歌山大学 |
発明の名称 |
ディジタル信号の復調方法、及びディジタル信号の復調器 |
技術分野 |
情報・通信、電気・電子、その他 |
機能 |
制御・ソフトウェア、検査・検出、機械・部品の製造 |
適用製品 |
ディジタル通信システム |
目的 |
この発明は、ビット誤り率(BER)などの特性劣化を抑制した新規な復調方法及び復調器を提供する。 |
効果 |
この発明によれば、ビット誤り率(BER)などの特性劣化を抑制した新規な復調方法及び復調器を提供することができる。 |
技術概要
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無線システムの場合は、情報を運ぶキャリアとして電波を使用するため、更に高周波の電波をベースバンド信号で変調する。受信側では、高周波の電波をベースバンド信号に戻すために、変調方式に応じた信号検波がなされる。検波後の受信シンボルには雑音が含まれており、元のディジタル信号に戻すためには、受信シンボル毎に例えばTの時間間隔で標本化し、標本値が一定の閾値電圧よりも高いか低いかで判定し、時系列信号として時間領域で復調されている。しかし、従来の方法では、設定する閾値に依存して復調を十分に行うことができず、ビット誤り率(BER)特性が劣化してしまうなどの問題が生じていた。この発明のディジタル信号の復調方法は、受信した時間信号Nシンボルをフーリエ変換してN次元複素ベクトルから構成される周波数スペクトルを得、このN次元複素ベクトルとNシンボル分の複数のテンプレートベクトルとを比較対照し、複数のテンプレートベクトルからN次元ベクトルに最も近似したテンプレートベクトルを抽出する。次いで、最も近似したテンプレートベクトルをNシンボルの復調信号として選択し、Nシンボルを復調するものである。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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