元素分析方法、及び元素分析用試料

開放特許情報番号
L2011005765
開放特許情報登録日
2011/11/18
最新更新日
2011/11/18

基本情報

出願番号 特願2005-035857
出願日 2005/2/14
出願人 国立大学法人 和歌山大学
公開番号 特開2006-220596
公開日 2006/8/24
登録番号 特許第3987940号
特許権者 国立大学法人 和歌山大学
発明の名称 元素分析方法、及び元素分析用試料
技術分野 情報・通信、電気・電子、その他
機能 検査・検出、機械・部品の製造、その他
適用製品 元素分析方法
目的 試料中の極微量の元素をオンサイトで高感度に分析できる元素分析方法、及び元素分析用試料の提供を目的とする。
効果 この発明によれば、試料中の極微量の元素をオンサイトで高感度に分析できる。
技術概要
環境を保全するためには大気汚染、水質汚染、土壌汚染など環境問題を引き起こす物質の高感度な検出と、それらの分析を現場(オンサイト)で迅速に計測することが必要で、その極微量な定量的分析が望まれている。現在、元素検出には原子吸光分析装置が用いられている。しかし、この装置自体が大掛かりでありオンサイトで分析できない。また、試料の準備に関しても手順が煩雑であり、迅速な分析は不可能で適切な処理が遅れてしまうという大きな問題もある。また、原子吸光分析装置では数元素の同時計測が可能であるものの、装置が大きく分析に供することのできる元素数が制限されている。 元素分析方法は、元素分析を行うべき試料に対してレーザ光を照射し、試料の、レーザ光の照射面において発光柱を形成する工程と、発光柱の発光スペクトルを得、この発光スペクトル内の、試料を構成する元素に起因した発光ピークより、試料を構成する元素の分析を行う工程とを備える。試料のレーザ光出力エンハンスメント効果としてレーザ光の吸収能を利用するに際し、試料の表面にレーザ光吸収物質を付着させ、試料を構成する元素の分析時間を短縮化する。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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