出願番号 |
特願2004-116894 |
出願日 |
2004/4/12 |
出願人 |
国立大学法人 和歌山大学 |
公開番号 |
特開2005-300345 |
公開日 |
2005/10/27 |
登録番号 |
特許第3849029号 |
特許権者 |
国立大学法人 和歌山大学 |
発明の名称 |
ホローカソードアレイ発光管及び多元素同時吸光分析装置 |
技術分野 |
電気・電子、化学・薬品、情報・通信 |
機能 |
検査・検出、制御・ソフトウェア、機械・部品の製造 |
適用製品 |
吸光分析装置 |
目的 |
この発明は、小型のホローカソードアレイ発光管及び多元素同時吸光分析装置を提供する。 |
効果 |
この発明によれば、マイクロホローカソード放電がきわめて小さい直径のホローの中にバッファガスの放電を与える特性を利用して多数の放電のアレイを得ることにより、多元素を同時に分析することができる原子吸光分析装置を小型化することを可能にするホローカソードアレイ発光管を実現することができる。 |
技術概要
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原子吸光分析は定量性が高く干渉が少ない分析方法で、小型で可搬な装置が望まれている。従来ホローカソード発光管は、対象金属当たり通常1本の管球が必要である。この問題を解決するため、マイクロホローカソード発光管が提案されている。しかし、陰極構成金属の発光を与えるのに十分なスパッタリング現象を示さないため、金属元素の光源とするのが困難であるという問題があった。この発明の原子吸光分析装置は、放電用ガスを封入した透明な容器と、この容器内に配置され、各々外部電源に接続される導体に接続されたアノード及びカソードとを具えるホローカソードアレイ発光管において、前記カソードが、それぞれ異なった金属の共鳴線を発生する手段を設けた複数のホローのアレイを具え、それぞれ異なった金属の共鳴線を発生する手段が、頭部にそれぞれ異なった金属を付けた発光元素部材であり、カソードが、外部から発光元素部材にレーザ光を照射することができるように設けた開口を有する。多元素同時吸光分析装置は、カソードの開口を経て発光元素部材にレーザ光を照射する手段を具え、同じレーザ光を照射する手段を用いて試料をレーザアブレーションしアトマイズする。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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