出願番号 |
特願2009-080857 |
出願日 |
2009/3/30 |
出願人 |
独立行政法人放射線医学総合研究所 |
公開番号 |
特開2010-227464 |
公開日 |
2010/10/14 |
登録番号 |
特許第5311566号 |
特許権者 |
国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 |
発明の名称 |
放射線照射システム |
技術分野 |
電気・電子、情報・通信 |
機能 |
制御・ソフトウェア |
適用製品 |
三次元スキャニング法によって放射線を照射する放射線照射システム |
目的 |
放射線の照射時間を短縮することが可能な放射線照射システムの提供を目的とする。 |
効果 |
従来は、照射位置変更完了信号が取得されていない状態において制御装置が照射位置変更開始信号を出力すると、電磁石用電源が異常判定を行うことによってシステム全体が停止していた。そのため、照射位置変更完了信号が取得されるまでに積算された線量が照射すべき線量に達しないように、荷電粒子ビームの線量が抑えられていた。これに対し、この発明では、制御渋滞という概念を採用するで、照射位置変更完了信号が取得されていない状態においても線量の積算を行うことができ、荷電粒子ビームの線量を大きくし、照射時間を短縮することができる。 |
技術概要
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照射位置制御部44は、線量を積算する線量積算部44aと、照射位置変更完了信号を取得する照射位置変更完了信号取得部44bと、一の照射位置において、積算された線量が照射すべき線量に達し、かつ、照射位置変更完了信号が取得されない場合に、制御渋滞であると判定し、その後に照射位置変更完了信号が取得された場合に、制御渋滞が解消されたと判定する制御渋滞判定部44cと、照射位置変更装置31へ照射位置変更開始信号を出力する照射位置変更開始信号出力部44dと、を備える。 制御渋滞であると判定された場合には、線量積算部44aは、モニタリングされた線量を次の照射位置における線量として積算し、照射位置変更開始信号出力部44dは、制御渋滞が解消されたと判定された際に、次の照射位置に関する照射位置変更開始信号を出力する。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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