出願番号 |
特願2007-065629 |
出願日 |
2007/3/14 |
出願人 |
独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
公開番号 |
特開2007-170678 |
公開日 |
2007/7/5 |
登録番号 |
特許第4803497号 |
特許権者 |
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
発明の名称 |
ジオテキスタイルによる地中構造物の浅埋設工法 |
技術分野 |
土木・建築、機械・加工 |
機能 |
材料・素材の製造、安全・福祉対策、環境・リサイクル対策 |
適用製品 |
埋設用の溝に土留め用矢板が打ち込まれた掘削溝であっても、矢板を打ち込むことができない素堀溝であっても、土被り層の厚さを薄くせざるを得ないきわめて浅い溝であっても、確実に浮上抵抗力を向上させ、施工性の良好なジオテキスタイルによる地中構造物の浅埋設工法 |
目的 |
埋設用の溝に土留め用矢板が打ち込まれた掘削溝であっても、矢板を打ち込むことができない素堀溝であっても、溝の構造に関係なく、また土被り層の厚さを薄くせざるを得ないきわめて浅い溝であっても、確実に浮上抵抗力を向上させ、かつ、施工性の良好なジオテキスタイルによる地中構造物の浅埋設工法を提供する。 |
効果 |
埋設用の溝が矢板を有する掘削溝であっても素堀溝であっても溝の形式に関係なく、地中構造物を浅い位置に埋設することができる。施工効率を向上させることができ、施工コストを低減することができる。またジオテキスタイルで囲む埋め戻し材の領域や嵩を浮上抵抗に応じて必要最小限とすることができる。さらにジオテキスタイルを溝側壁まで伸ばす必要がないので、大きな掘削断面を要する素堀施工の場合でも、浮上抵抗に打ち勝つ最小限の領域にジオテキスタイルを敷設するだけで済み、コストダウンを図り、施工効率を向上させられる。 |
技術概要 |
例をあげて技術概要を説明すれば、地盤を掘削して掘削溝を形成する第1の工程と、掘削溝底面に地中構造物を配置するとともに、地中構造物と掘削溝壁面との間のうち少なくともいずれか一方に、これら地中構造物と掘削溝壁面との間にそれぞれ空隙を確保して支持壁材を配置する第2の工程と、地中構造物と溝底面と支持壁材の内側面とに沿ってジオテキスタイルを被せ、このジオテキスタイルの溝幅方向両端を余らせる第3の工程と、ジオテキスタイル両端余り部を埋め戻し材の投入に応じて伸ばす第4の工程と、埋め戻し材を投入し、ジオテキスタイルの両端を埋め込んで掘削溝を埋め戻す第5の工程とを、備えたことを特徴とするジオテキスタイルによる地中構造物の浅埋設工法。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
実施権条件 |
平成10年6月29日付特総第1173号特許庁長官通達「特許権等契約ガイドライン」に基づき、案件ごとに協議のうえ決定。 |
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