濾過膜及びその製造方法

開放特許情報番号
L2011005629
開放特許情報登録日
2011/11/11
最新更新日
2011/11/11

基本情報

出願番号 特願2006-319678
出願日 2006/11/28
出願人 国立大学法人 新潟大学
公開番号 特開2008-132415
公開日 2008/6/12
登録番号 特許第4710018号
特許権者 国立大学法人 新潟大学
発明の名称 濾過膜及びその製造方法
技術分野 有機材料
機能 材料・素材の製造
適用製品 濾過膜
目的 生分解性であって、1μm程度の大きさの粒子を阻止でき、かつ耐熱性が高い、新規の濾過膜及びその製造方法を提供する。
効果 生分解性であって、1μm程度の大きさの粒子を阻止でき、かつ耐熱性が高い、新規の濾過膜及びその製造方法を提供できる。
技術概要
ポリブチレンサクシネートを溶媒に溶解して得たポリブチレンサクシネート溶液の薄膜を、ポリブチレンサクシネートの非溶媒に浸漬することで得る濾過膜である。溶媒はクロロホルムであり、非溶媒はメタノールである。ポリブチレンサクシネートを溶媒に溶解して得たポリブチレンサクシネート溶液の薄膜を、ポリブチレンサクシネートの非溶媒に浸漬する濾過膜の製造方法である。溶液のポリブチレンサクシネートの濃度は、5〜15%の範囲とするのが好ましい。溶解する際には、溶液が45〜55℃になるように加熱するのが好ましい。また、溶解後においても、つぎの非溶媒への浸漬まで45〜55℃に温度を保持するのが好ましい。非溶媒に浸漬したときに溶液が急速に冷却される。その結果、ポリブチレンサクシネートと溶媒が急速に二相に分離して微細な多孔質構造が形成され、濾過抵抗の小さい濾過膜が得られる。ガラス板などの平坦な基板上に、ポリブチレンサクシネート溶液を流し込み、均一な厚さの薄膜とする。その後、ポリブチレンサクシネート溶液の薄膜を保持した基板を、ポリブチレンサクシネートの非溶媒に浸漬する。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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