酸化チタンの製造法
- 開放特許情報番号
- L2011005628
- 開放特許情報登録日
- 2011/11/11
- 最新更新日
- 2011/11/11
基本情報
出願番号 | 特願2006-249441 |
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出願日 | 2006/9/14 |
出願人 | 国立大学法人 新潟大学 |
公開番号 | |
公開日 | 2008/3/27 |
登録番号 | |
特許権者 | 国立大学法人 新潟大学 |
発明の名称 | 酸化チタンの製造法 |
技術分野 | 化学・薬品、無機材料 |
機能 | 材料・素材の製造 |
適用製品 | 酸化チタン |
目的 | 反応条件が穏和であって、環境負荷が小さく、さらに原料が安価であって低コストで酸化チタンを製造することのできる、酸化チタンの製造法を提供する。 |
効果 | この硝酸含有水溶液からの酸化チタンの製造法によれば、穏和な環境負荷が小さい反応条件で、かつ、低コストで、結晶性の酸化チタンを製造することができる。 |
技術概要 |
酸化チタンの製造法は、前駆体のNa↓1↓6Ti↓1↓0O↓2↓8を硝酸に溶解し、100℃以下で蒸発乾固する。この製造法によれば、結晶性のルチル型酸化チタンを製造することができる。酸化チタン成分の原料は、高純度のアナターゼ相およびルチル相の試薬だけでなく、ルチル鉱石や不純物を含む低純度の原料も用いることができる。さらに、Na↓1↓6Ti↓1↓0O↓2↓8を硝酸に溶解した後に不溶物を濾過などにより除去し、蒸発乾固後に水洗を繰り返し、乾燥をすることで、得られる酸化チタンの純度を向上させることができる。蒸発乾固の温度は、製造効率を考慮して短時間で蒸発乾固させるために、70℃以上とするのが好ましい。ここで、前駆体となるNa↓1↓6Ti↓1↓0O↓2↓8は、Na↓2CO↓3とTiO↓2をアセトンなどで湿式混合し、焼成することで得られる。Na↓2CO↓3:TiO↓2=4:5のモル比で混合することで、Na↓1↓6Ti↓1↓0O↓2↓8が得られる。焼成温度は900℃以上、焼成時間は1時間以上とするのが好ましい。 |
実施実績 | 【無】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【否】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
登録者情報
登録者名称 | |
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その他の情報
関連特許 |
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