出願番号 |
特願2006-132818 |
出願日 |
2006/5/11 |
出願人 |
国立大学法人 新潟大学 |
公開番号 |
特開2007-300858 |
公開日 |
2007/11/22 |
登録番号 |
特許第4729710号 |
特許権者 |
国立大学法人 新潟大学 |
発明の名称 |
大腸菌を用いたタンパク質の合成方法 |
技術分野 |
食品・バイオ |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
大腸菌を用いたタンパク質の合成システム |
目的 |
大腸菌を用いたタンパク質の合成方法とそのタンパク質の合成方法により得られたタンパク質を提供する。 |
効果 |
タンパク質合成速度を決定するリボソーム機能部位を構成するリボソームタンパク質成分の一部、L11タンパク質を欠くリボソーム変異型大腸菌株AM68株を用いることにより、不溶化、不活性化しやすい真核生物タンパク質を安価かつ容易に発現、合成できる。 |
技術概要 |
大腸菌を用いたタンパク質の合成方法は、リボソーム変異型大腸菌株を用いてタンパク質を合成する。リボソーム変異型大腸菌株は、タンパク質の合成を行っている細胞内構造体であるリボソームの変異型大腸菌株である。とくにリボソーム変異型大腸菌株は、リボソームGTPaseセンターが形成するタンパク質複合体構造構成成分の一部を欠損させた大腸菌株である。リボソームGTPaseセンターは、リボソームに存在し、タンパク質の合成速度を決定している。リボソームGTPaseセンターが形成するタンパク質複合体構造の構成成分の一部を欠損させることでタンパク質合成が全く停止するか、または合成速度を低下させることができる。このリボソームGTPaseセンターが形成するタンパク質複合体構造の構成成分の一つとして、L11タンパク質がある。L11タンパク質を欠いているリボソーム変異型大腸菌株を用いて可溶化状態の真核生物タンパク質を合成する大腸菌を用いたタンパク質の合成方法である。リボソーム変異型大腸菌株がAM68株である。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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