出願番号 |
特願2010-083490 |
出願日 |
2010/3/31 |
出願人 |
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構、島根県 |
公開番号 |
特開2011-211965 |
公開日 |
2011/10/27 |
登録番号 |
特許第5967639号 |
特許権者 |
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構、島根県 |
発明の名称 |
アクアガスを用いて調製した加熱・殺菌・乾燥植物とその調製方法 |
技術分野 |
有機材料、食品・バイオ |
機能 |
環境・リサイクル対策、加熱・冷却 |
適用製品 |
植物や農産物の機能性を損なうことなく、高い歩留まりで高品質を維持させながら、長期間安定して常温保存ができる優位性を付与した乾燥植物や乾燥農産物、それらの品質向上、出荷調整、産地振興などに応用 |
目的 |
アクアガスを用いて植物に旬の高品質維持などの優位性を付与して、その常温保存と常温輸送を可能とする、高品質の加熱・殺菌・乾燥植物を提供する。またアクアガスを用いて高い歩留まりで長期間保存性及びその保存安定性などの優位性を付与した抗酸化成分を高含有した乾燥素材を製造し供給することを可能とする、植物や葉物農産物の新しい加工処理手法を提供する。 |
効果 |
植物や農産物の機能性を損なうことなく、高い歩留まりで高品質を維持させながら、長期間安定して常温保存ができる優位性を付与した乾燥植物や乾燥農産物の供給とその加工処理方法を提供する。植物や農産物などの出荷調整、産地振興などに寄与する。 |
技術概要 |
収穫後の植物を、低侵襲的に加熱処理することによって、抗酸化成分の減耗抑制と変・退色の抑制及び一般生菌数の低減並びに効率的な水分の蒸発を図り、加熱・殺菌・乾燥植物を調製する方法であって、100℃以上に加熱された熱水及び/又は水蒸気を、これと同温度以上に加熱された準密閉空間の加熱室内に連続的に噴射させ、微細水滴と湿熱水蒸気を発生させ、上記微細水滴と湿熱水蒸気で上記加熱室内の空気を置換させて、湿度95%以上及び酸素濃度1%以下の組成を有し、90〜180℃の温度領域に保持されたガス成分で満たし、該加熱媒体で、被加熱材料に上記温度領域で10℃以上の温度差の連続振幅加熱を施して、加熱・殺菌処理することにより加熱処理する、乾燥植物の調製方法、及びその乾燥植物製品。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
|
特許権実施許諾 |
【可】
実施権条件 |
平成10年6月29日付特総第1173号特許庁長官通達「特許権等契約ガイドライン」に基づき、案件ごとに協議のうえ決定。 |
|