出願番号 |
特願2010-036080 |
出願日 |
2010/2/22 |
出願人 |
独立行政法人海上技術安全研究所 |
公開番号 |
特開2011-168238 |
公開日 |
2011/9/1 |
登録番号 |
特許第5648826号 |
特許権者 |
国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所 |
発明の名称 |
二軸船尾双胴型船舶 |
技術分野 |
輸送 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
二軸船尾双胴型船舶 |
目的 |
特に、船尾形状の工夫により推進効率が向上させられた二軸船尾双胴型船舶を提供する。 |
効果 |
連結部を小さなもので構成することにより、二軸船尾双胴型船舶が推進する際の連結部に起因する摩擦抵抗を小さくすることができる。また、二軸船尾双胴型船舶とすることにより、船体の安定性のため設けられるスケグが小型のものでよくなり、プロペラ前方の障害物としての伴流への悪影響が少なくなる。また、オフセットによりスケグ後方にプロペラに対し推進効率上、有効に作用する流れのベクトル成分を多くすることができ、推進効率を向上させた省エネルギーの観点で望ましい船舶を提供することができる。 |
技術概要
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図1は、二軸船尾双胴型船舶を後方から見た概略を示す模式図、図2は、図1の二軸船尾双胴型船舶の船尾付近をC1―C2線で切断した断面図、図3は、図1の船舶に用いたスケグとポッド推進器の位置関係を示す概念図、である。船体1の船尾部13に、一対のスケグ11・スケグ12、これらのすぐ後ろにそれぞれ設けられている一対のポッド推進器210・ポッド推進器220が備えられる。夫々×で示すプロペラ2101の軸芯線2101Aとスケグ11のセンター軸11Aとの隔たりをオフセット2Aと、プロペラ2201の軸芯線2201Aとスケグ12のセンター軸12Aとの隔たりをオフセット2Bと、する。この二軸船尾双胴型船舶では、ポッド推進器210およびポッド推進器220を、スケグ11およびスケグ12の横方向に連結することにより、連結部の表面積を小さくし、上昇流Fに連結部がさらされることによる摩擦抵抗の減少を実現する。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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