出願番号 |
特願2009-200874 |
出願日 |
2009/8/31 |
出願人 |
国立大学法人電気通信大学 |
公開番号 |
特開2010-230643 |
公開日 |
2010/10/14 |
登録番号 |
特許第5704552号 |
特許権者 |
国立大学法人電気通信大学 |
発明の名称 |
レーダ装置 |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
目標までの距離と速度を測る技術、高度道路情報システム、ミリ波車載レーダ、衝突予防技術、衝突の回避、衝突被害の軽減 |
目的 |
ミリ波車載レーダには比較的低速の信号処理で高距離分解能が得られるFMCW(Frequency Modulated Continuous Wave)方式では多目標時にアップ掃引とダウン掃引の検出周波数のペアリング誤作動が発生し、ミリ波車載レーダが普及した際に問題となることが予想されることに鑑み、低コストで精度の高いレーダ探知が行えるようにすることの実現。 |
効果 |
送信周波数をステップさせるステップ間隔を、周波数ステップの上限と下限を固定した3次関数となるような非線形ステップとしたことで、受信帯域などを変更することなく、距離分解能を向上させ、かつパルス信号以外の成分を低減することが可能となる。このように、レーダ装置で目標物探知精度、および複数目標時の分解能が向上する。 |
技術概要
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この技術では、パルス内周波数拡散された送信パルスを、パルス間で周波数をステップさせて送信させ、その送信パルスの目標物からの反射を受信して目標物を探知する場合に、送信周波数をステップさせるステップ間隔を、周波数ステップの上限と下限を固定した3次関数となるような非線形ステップとしたものである。さらに、パルス内周波数拡散された送信パルスを、周波数をステップさせて送信させ、その送信パルスの目標物からの反射を受信して目標物を探知する場合に、2つの相補となる関数の加算による合成により、目標物からの反射波によるパルス信号以外の成分を抑圧可能な2つの相補信号を、同一周波数で連続する送信パルスとして割り当て、その2つの相補信号による送信パルスを周波数ステップさせるようにしたものである。2つの相補となる関数の加算による合成により、目標物からの反射波によるパルス信号以外の成分を抑圧可能な2つの相補信号を、同一周波数で連続する送信パルスとして割り当てることで、目標分離の向上が可能となる。 |
実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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