出願番号 |
特願2010-067464 |
出願日 |
2010/3/24 |
出願人 |
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
公開番号 |
特開2011-193858 |
公開日 |
2011/10/6 |
発明の名称 |
γ−アミノ酪酸含有飼料とその製造方法、並びにそれを用いた家畜の飼育方法 |
技術分野 |
有機材料、食品・バイオ |
機能 |
材料・素材の製造、食品・飲料の製造 |
適用製品 |
畜産業界において、特に養豚産業において広く利用することが期待される。既に子豚での給与実験で安全性を確認しているが、将来的には人間の食品としても応用が可能であると期待される |
目的 |
抗生物質を投与することもなく、グルタミン酸を添加することもない、γ−アミノ酪酸を高含量含む飼料を作成する技術を提供する。 |
効果 |
グルタミン酸を添加することなくγ−アミノ酪酸を高含量含む飼料が得られることから、これを家畜に給与することにより、多量に蓄積するギャバによって家畜、特に豚(子豚や肥育豚など)のストレスを低減させることができる。しかも乳酸菌の効果で整腸作用も期待される。さらにγ−アミノ酪酸含有飼料は、乳酸発酵されていることから家畜、特に豚(子豚や肥育豚など)にとって飼料に対する嗜好性が向上したものとなっており、安全性の面からも問題がない。 |
技術概要 |
イネ科穀物の種子を粉砕したものに水を加えてその水分率を20%を超え、40%以下に調整し、さらにこれに乳酸菌ラクトコッカス・ラクティス(Lactococcus lactis)RO50株(FERM P−18931)を接種し、発酵させて得られる、γ−アミノ酪酸含有飼料とこの飼料の製造方法。γ−アミノ酪酸含有飼料を用いて家畜を飼育することを特徴とする、家畜の飼育方法。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
|
特許権実施許諾 |
【可】
実施権条件 |
平成10年6月29日付特総第1173号特許庁長官通達「特許権等契約ガイドライン」に基づき、案件ごとに協議のうえ決定。 |
|