人工栓塞物

開放特許情報番号
L2011005218
開放特許情報登録日
2011/9/30
最新更新日
2011/9/30

基本情報

出願番号 特願2006-531502
出願日 2005/8/3
出願人 株式会社三重ティーエルオー
公開番号 WO2006/025177
公開日 2006/3/9
登録番号 特許第4427636号
特許権者 株式会社三重ティーエルオー
発明の名称 人工栓塞物
技術分野 食品・バイオ、生活・文化、機械・加工
機能 安全・福祉対策、材料・素材の製造、機械・部品の製造
適用製品 人工栓塞物、コイル塞栓治療、血管内治療に用いられる人工栓塞物、血管内腔の線維化を促進する人工栓塞物、腫瘍への栄養動脈の塞栓治療
目的 血管障害の一つである脳動脈瘤は、くも膜下出血の原因の80%以上を占めている。脳動脈瘤の治療はクリッピング術が主流の治療方法とされているが、患者が非常に重症の場合や高齢の場合は、手術を行えない場合があり、また、動脈瘤の部位によっては手術が非常に難しいこともある。これに対して、新しい低侵襲治療としてコイル塞栓治療が発展してきているが、コイルに対する研究開発は、未だに十分な成果を挙げるには至っておらず、開発途上にあるものと言える。そこで、塞栓効果をより高めて、血管内腔の線維化を促進する人工栓塞物を提供する。
効果 この人工栓塞物は、血管障害部位(例えば、動脈瘤、動静脈奇形、動静脈瘻等)に留置することにより、テネイシンCの作用により周囲の器質化を効果的に促進することができ、確実に線維化を引き起こし、血管内腔を狭小化し閉塞する。また、この人工栓塞物は、腫瘍への栄養動脈の塞栓治療にも用いることができる。
技術概要
この人工栓塞物はテネイシンCを含有する。人工栓塞物としては、例えば金属製のコイル本体またはコイルに付随する構造物で構成される。コイル本体で構成する場合、そのコイル本体は、生体に対する反応が少なく、かつ柔軟性に富む材料で形成することができる。コイル本体の大きさは、限定されないが、動脈瘤の内部に留置できる程度であることが好ましい。具体的には、上記材料から線素材を形成し、その線素材をコイル状に巻き付けたものを用いることができる。テネイシンCとは、細胞外マトリックス糖タンパク質の一種である。コイル本体の表面にテネイシンCを固定するには、コイル本体の表面にテネイシンC結合能を備えた第1層を設けておき、この第1層の表面にテネイシンCを固定する。第1層の材料としては、例えばヘパリン若しくはヘパリン様活性物質を含有する材料で形成することが望ましい。また、コイル本体の表面と第1層との間に、第2層を設けることができる。この第2層は、第1層をより強くコイル本体の表面に固定するためのもので、例えば樹脂などの材料を用いて形成することができる。図は、コイルの留置後14日目の組織における各群における血管腔の面積を比較したグラフである。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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