出願番号 |
特願2008-245361 |
出願日 |
2008/9/25 |
出願人 |
独立行政法人科学技術振興機構 |
公開番号 |
特開2010-077472 |
公開日 |
2010/4/8 |
登録番号 |
特許第5372450号 |
特許権者 |
国立研究開発法人科学技術振興機構 |
発明の名称 |
金属ナノ粒子の製造方法 |
技術分野 |
電気・電子、化学・薬品 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
金属ナノ粒子 |
目的 |
局在表面プラズモンを利用したプラズモンセンサや表面増強ラマン散乱分光の電場増強プローブ等に用いられる金属ナノ粒子の製造方法において、大きさ及び形状が揃った金属ナノ粒子を容易に製造し得る方法を提供する。 |
効果 |
金属イオンを含む多価アルコール溶液に対する酸素供給量を調整することにより、得られる金属ナノ粒子の形状及び大きさを制御することができ、しかも、形状及び大きさが均一な金属ナノ粒子を容易に製造することができる。 |
技術概要 |
多価アルコールによって金属イオンを還元することにより金属ナノ粒子を製造する方法であって、金属イオンを含む多価アルコール溶液に一定流量で酸素を供給することにより、一定の大きさで且つ一定形状の金属ナノ粒子を製造する。金属としては、多価アルコールによって還元されるものであれば良く、例えばAg、Au、Cu、Co、Ir、Ni、Pd、Pt、Ru、CoNi、FeNi等が挙げられる。特に、金属イオンが銀イオンのときは、多価アルコール溶液に対する酸素供給量を、多価アルコール溶液に対する体積比で毎分0〜0.25に制御することにより球状多重双晶の銀ナノ粒子を得ることができる。また、金属イオンが銀イオンのとき、多価アルコール溶液に対する酸素供給量を、当該多価アルコール溶液に対する体積比で毎分0.25〜0.45に制御することによりワイヤー状の銀ナノ粒子を得ることができ、毎分0.45〜0.65に制御することによりバイピラミッド状の銀ナノ粒子を得ることができ、毎分0.65〜0.80に制御することによりキューブ状の銀ナノ粒子を得ることができる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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