自発磁化により鉄鋼材料の焼入れ範囲を評価する方法

開放特許情報番号
L2011005143
開放特許情報登録日
2011/9/22
最新更新日
2011/9/22

基本情報

出願番号 特願2008-038845
出願日 2008/2/20
出願人 国立大学法人三重大学
公開番号 特開2009-198251
公開日 2009/9/3
発明の名称 自発磁化により鉄鋼材料の焼入れ範囲を評価する方法
技術分野 電気・電子、金属材料
機能 検査・検出
適用製品 大量生産、流れ作業、全数検査、体積歪による相変態応力
目的 従来の技術は、渦電流や硬度計などの局所的な相の情報に限定した手法であったり、逆に超音波等の全体の情報から領域を限定できずに評価する手法であったりして、正確な焼入れ範囲の評価ができないでいたため、焼入れ温度や冷却条件、試料の材質などのずれにより、製品の焼入れ範囲が変化した場合、製品の焼入れ領域の変化を正確に評価する必要があったことの改善。
効果 一般に工場における生産では、同じ製品を同じ工程で多量に生産することから、焼入れ条件が安定していれば、焼入れによって生じる熱応力は同じ分布になるはずである。そのため、狭い領域の測定で全体の焼入れ状態を推測することが可能となり、測定する必要のある領域を限定することができる。これらの領域での表面の漏れ磁束分布が同じ分布になれば、試料全体の焼入れ条件の安定性が保証されることになる。
技術概要
この技術は、鉄鋼材料を高温のオーステナイト相から焼入れることによって生じるマルテンサイト相と変態をしなかった残留オーステナイト相もしくはフェライト相、パーライト相との間に相変態応力が生じ、これにより応力磁気異方性を持つことを利用するものである。すなわちキュリー点までに冷やされた試料が、逆磁歪み効果により磁化することから、相変態分布に依存した磁化分布が得られ、これにより試料全体の焼入れ範囲を推測する。この自発磁化による鉄鋼材料の焼入範囲の評価法によれば、焼入れによるマルテンサイト相と残留オーステナイト相、もしくはフェライト相、パーライト相との境界近傍に、自発磁化が発生する。内部でのマルテンサイト相の分布も、磁束として表面に現れてくることから、表面の磁化分布を測定することで、内部の状態も含めたマルテンサイト相の分布、つまり焼入れの範囲を確定することができる。また得られる磁場が極めて小さいことから、微小な磁場を測定するセンサーと周囲からの磁場ノイズの影響を遮断するための磁気遮蔽の工夫を施す。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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