パラインフルエンザ2型ウイルスを用いた医薬組成物

開放特許情報番号
L2011005129
開放特許情報登録日
2011/9/22
最新更新日
2013/2/21

基本情報

出願番号 特願2006-254538
出願日 2006/9/20
出願人 国立大学法人三重大学
公開番号 特開2008-074749
公開日 2008/4/3
登録番号 特許第5145550号
特許権者 国立大学法人三重大学
発明の名称 パラインフルエンザ2型ウイルスを用いた医薬組成物
技術分野 生活・文化
機能 材料・素材の製造
適用製品 パラミクソウイルス科に属するウイルス、ゲノム、ウイルス粒子の出芽、遺伝子組換え、アレルギー性疾患の予防・治療
目的 α抗原を更に有効に用いるために発現量が多いベクターが求められており、ここで、PIV2は、ウイルス系のベクターとしては、発現量が多いものの、応用例が少ないことから如何なるタンパク質に応用できるのか未知の点が多かったことに鑑み、PIV2にα抗原等を組み込んだアレルギー性疾患の治療・予防に使用可能な医薬用組成物等の提供。
効果 α抗原等をコードする遺伝子をM蛋白質を欠損させたPIV2に組み込んだ発現ベクターをアレルギー性疾患患者に投与した場合に、アレルギー性疾患の改善をもたらし極めて有効な効果を発揮することができる。
技術概要
この技術では、アレルギー性疾患の予防用または治療用医薬組成物は、抗酸菌由来のα抗原、その類似体、それらと同様の機能を有するそれらの変異体(α抗原等)をコードする遺伝子をM蛋白質を欠損させたPIV2に組み込む。なお、α抗原が、Mycobacterium kansasii由来のものであることが好ましい。また、α抗原の類似体が、抗原85複合体構成蛋白85Aまたは抗原85複合体構成蛋白85Cであることが好ましい。また、アレルギー性疾患が、アトピー性皮膚炎、喘息、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、または潰瘍性大腸炎であることが好ましい。M蛋白質を欠損させるには、M蛋白質をコードする遺伝子部分の全部または一部を取り除く方法、またはM蛋白質をコードする遺伝子のどこかにストップコドンを組み込む方法などが例示される。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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