出願番号 |
特願2006-080702 |
出願日 |
2006/3/23 |
出願人 |
国立大学法人三重大学 |
公開番号 |
特開2007-254352 |
公開日 |
2007/10/4 |
登録番号 |
特許第4982737号 |
特許権者 |
国立大学法人三重大学 |
発明の名称 |
イミダゾキノキザリノン化学発光物質、その製造法、および発光分析法 |
技術分野 |
電気・電子、化学・薬品、有機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
化学発光することができる化合物、スーパーオキシドアニオンの発光分析用試薬、疾病の診断、疾患の研究 |
目的 |
近年、光による可視化技術が必須技術として要求されており、活性酸素の可視化分析もその一つであり、さらに有用な発光物質の研究が盛んに行なわれていることに鑑み、活性酸素の一つであるスーパーオキシドアニオンとの反応により発光が誘起され、スーパーオキシドアニオンを光シグナルとして検出する発光物質であって、実用化が期待できる発光機能が優良な化学発光化合物の提供。 |
効果 |
イミダゾ[1,2−a]キノキザリン−(5H)−1−オン化合物は、スーパーオキシドアニオンを検出する試薬として実用的に有用である。イミダゾ[1,2−a]キノキザリン−(5H)−1−オン化合物によって発せられる光の強度を測定することによりスーパーオキシドアニオンを簡便に分析可能である。発光剤は、発光化合物を有効成分として1種以上を含有していればよく、発光剤用の担体、緩衝剤、界面活性剤、発光増強剤、増量剤、およびあるいは他の発光成分等を含有していてもよい。 |
技術概要
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この技術は、式で表されるイミダゾ[1,2−a]キノキザリン化合物またはその塩を提供し、さらに、イミダゾ[1,2−a]キノキザリン化合物またはその塩の少なくとも一つを有効成分として含有するスーパーオキシドアニオンの発光検出試薬である。さらに、この発光試薬を検体溶液と接触させた後、発光強度を測定するスーパーオキシドアニオンの分析方法である。この発光化合物は、具体的には、式で表されるイミダゾ[1,2−a]キノキザリン化合物またはその塩であって、残基が各々、R↓7が酸素原子であるイミダゾ[1,2−a]キノキザリン−(5H)−1−オン化合物又はその塩の化合物、あるいはR↓2が水素原子あるいはアリール基あるいは複素環である化合物、あるいはR↓3が水素原子である化合物、あるいはR↓4が水素原子あるいはアルコキシル基又はアミノ基又はアリール基又は複素環である化合物、あるいはR↓5が水素原子あるいはアルコキシル基あるいはアリール基あるいは複素環である化合物、あるいはR↓6が水素原子である化合物である。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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