出願番号 |
特願2006-073125 |
出願日 |
2006/3/16 |
出願人 |
国立大学法人三重大学 |
公開番号 |
特開2007-255892 |
公開日 |
2007/10/4 |
登録番号 |
特許第5109114号 |
特許権者 |
国立大学法人三重大学 |
発明の名称 |
魚類抗体産生の新規検出法 |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
検査・検出 |
適用製品 |
魚類の種苗生産、養殖、細菌やウィルス等の感染、ウィルス感染に対しては有効なワクチン、抗ウィルス剤、魚のウィルス感染 |
目的 |
ワクチンを使用した場合、そのワクチンの効果は、ウィルスの直接的な感染による攻撃試験の結果、生死を基準として判断するのが主であり、魚類体内への直接的な効果として、例えばワクチン投与による魚類の特異的抗体の産生等を基準とする判断方法等は確立されていなかったことに鑑み、魚類において、対象とする抗原に特異的な抗体を検出する方法及びその方法に用い得るIg重鎖抗体の提供。 |
効果 |
この方法及びIg重鎖抗体を用いることにより、魚類において、対象とする抗原に特異的な抗体を検出することができる。この方法において、例えば対象とする抗原をワクチンとする場合には、産生される抗体を定量的に検出することで、ワクチンの効果を判断することができる。 |
技術概要
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この技術は、抗原投与によって魚類が産生する抗原に特異的な抗体を、Ig重鎖に特異的な抗体と結合させることで検出できることを見出したことに基づく。すなわち、魚類において、対象とする抗原に特異的な抗体を検出する方法とする。「検出する方法」とは、魚類において、対象とする抗原に特異的な抗体を検出する方法であればいずれの方法も用いることができるが、例えば、対象とする抗原を魚類に曝露することにより、魚類において産生される、抗原に特異的な抗体を検出する方法等が挙げられる。この検出方法には、例えば、魚類に抗原を曝露し、抗原に特異的な抗体を産生させた後、抗体を回収し、抗原を結合させたメンブレンや不溶性担体に1次抗体として反応させる、いわゆるウェスタンブロッティング法や、ELISA法等を用いることができる。この場合、この1次抗体に反応し得る「Ig重鎖抗体」を2次抗体として用いることが好ましい。また、さらにこの2次抗体に反応し得る「Ig重鎖抗体に特異的な標識抗体」を3次抗体として用いることが好ましい。「対象とする抗原」とは、曝露することによって、魚類に抗体を産生させることを目的とする、任意のペプチド、タンパク質等の物質のことをいう。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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