出願番号 |
特願2005-318043 |
出願日 |
2005/11/1 |
出願人 |
国立大学法人三重大学 |
公開番号 |
特開2007-126494 |
公開日 |
2007/5/24 |
登録番号 |
特許第5050191号 |
特許権者 |
国立大学法人三重大学 |
発明の名称 |
シクロデキストリン誘導体の単離精製方法 |
技術分野 |
有機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
疎水的化合物に対する包接能、フレーバーを持続させたり苦味を低減させたりする食品添加剤、薬物の水溶性向上剤、薬品の安定化剤、薬品の投与法の改善剤、薬品の吸収性の改善剤、化粧品匂成分の徐放剤、体臭の脱臭剤、ポリマー材料 |
目的 |
イオン交換カラムクロマトグラフィーによる単離精製法は、(1)イオン交換樹脂が大量に必要であること、(2)イオン交換樹脂の再使用には洗浄・再調節の作業が必要であること等、高純度のアミノシクロデキストリンを大量生産するうえで、簡便性・経済性・歩留まりの点で多くの問題があることに鑑み、製造されるアミノ化シクロデキストリン誘導体を製造混合物から簡便操作、短時間、経済的に単離精製する方法の提供。 |
効果 |
アミノ化シクロデキストリン誘導体の製造混合物の水溶液にアミノ化合物を添加し、この溶液をアミノ化シクロデキストリン誘導体が難溶解性でありかつ水およびスルホン酸アンモニウム塩が溶解する液体に滴下することによりアミノ化シクロデキストリン誘導体を固化し、この固体を分離することにより、アミノ化シクロデキストリン誘導体を製造混合物から、従来の単離精製法よりも格段に簡便に、短時間に、かつ経済的に実施することができる。 |
技術概要 |
この技術は、シクロデキストリンあるいは置換されたシクロデキストリン誘導体の水酸基のうち少なくとも一つがスルホン酸エステル化されたシクロデキストリン誘導体のスルホン酸エステル基を、アミノ化合物を用いてアミノ基で置換することによるアミノ化シクロデキストリン誘導体の製造において、製造されるアミノ化シクロデキストリン誘導体を製造混合物から固化させ、単離精製する。アミノ化シクロデキストリン誘導体の単離精製方法は、自由度の高い方法であり、又、アミノ化シクロデキストリン誘導体の製造後のアミノ化シクロデキストリン誘導体の水溶液の調整で用いられる水の重量は、適宜選択されるが、アミノ化シクロデキストリン誘導体の重量に対し1から100倍であり、有利には2から5倍である。ただし、これらに限定されるものではない。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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