出願番号 |
特願2005-293468 |
出願日 |
2005/10/6 |
出願人 |
国立大学法人三重大学 |
公開番号 |
特開2007-099967 |
公開日 |
2007/4/19 |
登録番号 |
特許第4982735号 |
特許権者 |
国立大学法人三重大学 |
発明の名称 |
化学発光物質 |
技術分野 |
電気・電子、有機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
化学発光することができる化合物、スーパーオキシドアニオンの発光分析用試薬、生体内外のスーパーオキシドアニオンを検出、疾病の診断、疾患の研究 |
目的 |
公知の発光試薬では、使用できる発光波長(発光色)の範囲が狭く、分析の多様化のためにはさらに長波長域での発光、例えば黄色、橙色、紅色、赤色の発光が可能な発光試薬が望まれることに鑑み、発光波長の長い、紅色、赤色の発光が可能な発光化合物を提供し、さらには、発光波長を長くすることにより被検体からの透過性を高め、高い発光強度を示し且つ高い検出感度を有するスーパーオキシドアニオンの発光分析用試薬の提供。 |
効果 |
従来の化合物よりも発光波長が長く紅色〜赤色の発光を誘導する化合物を開発し、さらには、紅色〜赤色発光を示し、高い発光強度を示し且つ高い感度でスーパーオキシドアニオンを検出する試薬およびその製造法さらには分析方法が提供される。この技術のスーパーオキシドアニオンの分析用試薬は、スーパーオキシドアニオンと反応して高い発光強度を示し、最大発光波長約610nmであり効率的なスーパーオキシドアニオンの分析が可能となる。 |
技術概要
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この技術は、ローダミン類とイミダゾ[1,2−a]ピラジン−3−オン類がシクロデキストリンを介して共有結合してなる式で示されるローダミン−シクロデキストリン−イミダゾ[1,2−a]ピラジン−3−オン結合化合物とする。この時、ローダミン類とシクロデキストリンおよびシクロデキストリンとイミダゾ[1,2−a]ピラジン−3−オン類は、直接共有結合しているもののみならず、適当なスペーサー分子鎖を介して共有結合しているものであってもよい。さらにスーパーオキシドアニオンの発光分析用試薬は、ローダミン類とイミダゾ[1,2−a]ピラジン−3−オン類がシクロデキストリンを介して共有結合してなるローダミン−シクロデキストリン−イミダゾ[1,2−a]ピラジン−3−オン結合化合物を有効成分として含有する発光試薬である。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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