微小観察対象物用の観察装置及びこれに用いる保持部材、並びにこの観察装置を備えた観察システム、観察方法

開放特許情報番号
L2011005011
開放特許情報登録日
2011/9/16
最新更新日
2012/7/30

基本情報

出願番号 特願2006-317111
出願日 2006/11/24
出願人 学校法人立命館
公開番号 特開2008-129512
公開日 2008/6/5
登録番号 特許第4953238号
特許権者 学校法人立命館
発明の名称 微小観察対象物用の観察装置、この観察装置を備えた観察システム、及び、観察方法
技術分野 電気・電子、情報・通信、食品・バイオ
機能 機械・部品の製造、制御・ソフトウェア
適用製品 微小観察対象物用の観察装置
目的 バイオ実験において、細胞等の微小な観察対象物の光学的な観察が必要とされ、顕微鏡を用いて細胞等を拡大し蛍光観察、発光観察が行われる。 この観察では、顕微鏡にデジタルカメラを取り付け、細胞等の像を顕微鏡で拡大し、デジタルカメラのレンズでこの像を集め、デジタルカメラ内のイメージセンサが映像信号を出力し、画像データが取り込まれる。しかし、顕微鏡は非常に高価であり、観察装置のコストが高くなる。 この発明は、観察対象物とイメージセンサとの間に顕微鏡を介在させずに観察対象物を観察でき、コストを低減することを目的とする。
効果 観察対象物を微小な大きさのままでイメージセンサによりとらえることができるので、観察対象物とイメージセンサとの間に顕微鏡を介在させなくても、微小な観察対象物の画像を取得することができる。これにより微小な観察対象物を観察するための装置のコストを低減できる。
技術概要
観察装置は、イメージセンサを備えたビジョン回路と、細胞等の微小な観察対象物を表面側に多数存在させる保持部材(観察シート)とを備える。観察シートはビジョン回路上に積み重ね状に搭載され、具体的には、観察シートとビジョン回路とは積層状態にある。ビジョン回路と観察シートとの間に光学シートが積層状態で介在している。観察シートはビジョン回路から取り外し可能である。ビジョン回路は、観察装置が備えるコンピュータと繋がり、コンピュータは観察装置全体の動作制御、観察して得た情報の処理、情報の蓄積などを行う。 ビジョン回路は、プリント基板上に、イメージセンサと、イメージセンサから送られた映像信号を処理する画像処理回路部(イメージプロセッサ)とを備える。またビジョン回路は記憶手段を備え、イメージセンサが取り込んだ映像信号を一時的に記憶したり、画像処理回路部が処理した画像データを記憶したりする。 イメージセンサは、多数の微小な画素(受光素子)を有する画像素子であり、CCDやCMOSセンサとすることができる。 画像処理回路部は、イメージセンサが取り込んだ映像信号及び記憶手段に記憶させた画像データの色調補正や解像度変更等の画像処理を行う。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

登録者名称 立命館大学

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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