多目的脱気装置

開放特許情報番号
L2011004993
開放特許情報登録日
2011/9/16
最新更新日
2015/3/31

基本情報

出願番号 特願2004-047698
出願日 2004/2/24
出願人 田淵 秀幸、田淵 康夫
公開番号 特開2005-238010
公開日 2005/9/8
登録番号 特許第4146369号
特許権者 田淵 康夫、不二特殊鋼株式会社
発明の名称 多目的脱気装置
技術分野 機械・加工、無機材料
機能 機械・部品の製造、環境・リサイクル対策、洗浄・除去
適用製品 多目的脱気装置、無機化合物・有機塩素化合物等による土壌・地下水汚染及び窒素酸化物処理を発生源で高度処理可能な多目的脱気装置
目的 工場排水、廃棄物埋立地の浸出水、土壌、地下水等の処理には、難分解性有機塩素化合物の処理や重金属汚染物の処理等を必要とする場合が多く、これらの処理は、特別な処理が必要となるため、多額の費用を必要とする。そこで、無機化合物、有機塩素化合物等による、土壌、地下水の汚染及び窒素酸化物の処理を、その発生源において小規模で高度処理することの可能な多目的脱気装置を提供する。
効果 この脱気処理装置によると、単一の処理機構で複合的な処理機能を発揮でき、しかも、汚染の発生源において最小時間内に処理できる小規模で高精度の処理が期待でき、かつ、産業廃棄物を排出せず、設備費及び稼働費も低廉で、環境保全の面からも有効である。
技術概要
この多目的脱気装置は、送水ポンプ1の両側に一対の方向制御弁3,4を設けて、送水ポンプ1と一対の方向制御弁3,4とにより被処理水13を脱気処理するための主循環路Aと、一対の方向制御弁3,4の切換えで、主循環路Aで脱気処理された処理水を主循環路Aへ送水するための副循環路Bとを有し、主循環路Aには、金属を高級誘電体で被覆した駆動極と、この駆動極と所定の間隔を保持して同軸状に覆設した金属管状の裸電極とを対極とし、これらの電極の間に被処理水13を通水している二極間に、交播電流を印加して構成する高周波電解装置5と、真空装置8により減圧された脱気室12内で被処理水13を壁面に噴射衝突させて、衝突した被処理水の上方へ流れる水を、壁面から剥離することなく膜状に維持して流下させる脱気処理装置6とを備え、この脱気処理装置6内には、被処理水13に超音波エネルギーを付与するとともに、この超音波エネルギーの付与された被処理水13に誘起される蒸気性キャビティを圧縮して破壊する超音波照射装置9が設けられており、副循環路Bには、主循環路Aで脱気処理された処理水を貯水し、主循環路Aへ送水するためのタンクを備えている。
イメージ図
実施実績 【有】   
許諾実績 【有】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

登録者名称 田淵 秀幸

その他の情報

関連特許
国内 【有】
国外 【無】   
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