出願番号 |
特願2010-502852 |
出願日 |
2009/3/11 |
出願人 |
国立研究開発法人科学技術振興機構 |
公開番号 |
WO2009/113580 |
公開日 |
2009/9/17 |
登録番号 |
特許第5201639号 |
特許権者 |
国立研究開発法人科学技術振興機構 |
発明の名称 |
RNA選択的ハイブリダイズ試薬及びその利用 |
技術分野 |
化学・薬品、食品・バイオ |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
RNA選択的ハイブリダイズ試薬 |
目的 |
RNAに対して高い親和性を有するヌクレオシド誘導体及びその製造方法を提供する。また、塩基識別能を有するヌクレオシド誘導体及びその製造方法を提供する。このようなヌクレオシド誘導体のハイブリダイズ試薬としての用途を提供する。 |
効果 |
このヌクレオシド誘導体は、従来型に比較してRNA選択性が高いことから、アンチセンス、siRNA法などRNAを標的として遺伝子治療や各種研究手法に活用することができる。また、このヌクレオシド誘導体は、それ自体蛍光性であるため、遺伝子多型等の検出に極めて有利である。 |
技術概要
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式I(図1)及び式II(図1)のいずれかで表される、1種又は2種以上のヌクレオチド誘導体単位を備える、RNAハイブリダイズ試薬である。ただし、式I及び式II中、Zは、炭素原子又は窒素原子を表し、X1は、O、S又はSeを表し、X↑2は、SH(若しくはS↑−)、S又はSe↑−、炭素数1〜4個のアルキル基又はモルホリノ基を表す。また、RNA上の変異を検出するためのプローブセットであって、式I及び式IIのいずれかで表される1種又は2種以上のヌクレオチド誘導体単位を変異部位に相当する5’末端又は3’末端に備える第1のプローブと、変異部位において存在可能性のある塩基に相補的な塩基を有するデオキシヌクレオチドを変異部位に相当する3’末端又は5’末端に備える1種又は2種以上の第2のプローブと、を含むプローブセットである。図2は、DNA/DNA二重鎖とDNA/RNA二重鎖とのリン酸間距離及びそれに基づくヌクレオシドの改変を示す図であり、図3は、一次改変ヌクレオシド誘導体のDNA/DNA二重鎖の熱的安定性及び塩基選択性の評価結果を示す図である。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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