フッ素化化合物及びフッ素化ポリマーの製造方法

開放特許情報番号
L2011004853
開放特許情報登録日
2011/9/9
最新更新日
2022/8/30

基本情報

出願番号 特願2011-068455
出願日 2011/3/25
出願人 独立行政法人科学技術振興機構
公開番号 特開2011-132543
公開日 2011/7/7
登録番号 特許第5405515号
特許権者 国立研究開発法人科学技術振興機構
発明の名称 フッ素化化合物及びフッ素化ポリマーの製造方法
技術分野 化学・薬品
機能 材料・素材の製造
適用製品 フッ素化化合物及びフッ素化ポリマー
目的 新規なフッ素化化合物及びフッ素化ポリマーの製造方法を提供する。
効果 有用で新規なフッ素化化合物の製造方法、及びフッ素化ポリマーの製造方法を提供することができる。
技術概要
2−クロロ−2,2−ジフロロエタン−1,1−ジオールと、式I(図1)(式I中、Xは水酸基、フッ素原子、又は臭素原子を表す。)で表される化合物の少なくとも1種との反応によって製造される、式II(図2)で表されるフッ素化化合物の製造方法である。また、この方法によって得られた式III(図2)で表されるフッ素化化合物の重合によって式IV(図2)で表されるポリマーを製造するフッ素化ポリマーの製造方法である。式Iを構造に有するポリマーは、アセトン、DMSO、トルエン、THF、クロロホルム、メタノールのような溶媒には溶解しないが、フッ素化溶媒、例えば、ヘキサフルオロイソプロパノール(HFIP)や少量のトリフルオロ酢酸を含むクロロホルムには溶解する。式Iを構造に有するポリマーは、融点が高く、ガラス転移温度も高く、熱的に極めて安定な物質である。特に、式Iを構造に有するホモポリマーの場合、半結晶体であり融点が高く、熱に極めて安定な物質となる。また、式Iを構造に有するポリマーは、硫酸又は水酸化カリウム熱濃縮水溶液中においても安定である。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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