出願番号 |
特願2009-114889 |
出願日 |
2009/5/11 |
出願人 |
独立行政法人科学技術振興機構 |
公開番号 |
特開2010-261001 |
公開日 |
2010/11/18 |
登録番号 |
特許第5130446号 |
特許権者 |
国立研究開発法人科学技術振興機構 |
発明の名称 |
表面修飾基材およびポリマー被覆基材 |
技術分野 |
金属材料、無機材料 |
機能 |
材料・素材の製造、制御・ソフトウェア |
適用製品 |
基材の材質によらず、基材表面をポリマーで簡易に被覆しうる表面修飾基材、ならびに表面修飾基材を用いて形成したいわゆるポリマーブラシとして広く利用される。 |
目的 |
材質によらず、各種の基材表面に簡易に重合開始剤を固定しうる技術を提供し、また、表面に重合開始剤が固定された表面修飾基材を用いて形成した新規ポリマーブラシ(ポリマー被覆基材)を提供する。 |
効果 |
各種の基材表面に簡易に重合開始剤を固定でき、グラフト密度の高いポリマーブラシが得られる。 |
技術概要
|
基材と、基材表面に形成されたポリドーパミン膜と、ポリドーパミン膜に固定された重合開始剤とを含む、表面修飾基材である。尚、基材と、基材表面に形成されたポリドーパミン膜と、ポリドーパミン膜に固定された重合開始剤と、重合開始剤を起点としてモノマーを重合してなる高分子膜とを有する、ポリマー被覆基材を作製し、また、高分子膜が摺動性高分子である。また、ポリドーパミン膜は、金属や各種の材質表面に形成することが可能であり、たとえばポリテトラフルオロエチレン表面などにも形成することができる。したがって、基材の材質は特に限定はされず、シリコン、アルミニウム、ステンレス等の金属製の基材であってもよく、またポリオレフィン等のポリマーからなる基材であってもよく、さらにガラスなどの無機材料であってもよい。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|