出願番号 |
特願2007-015630 |
出願日 |
2007/1/25 |
出願人 |
国立大学法人広島大学 |
公開番号 |
特開2008-178362 |
公開日 |
2008/8/7 |
登録番号 |
特許第5055543号 |
特許権者 |
国立大学法人広島大学 |
発明の名称 |
新規癌検出方法、癌検出器具、および癌検出キット |
技術分野 |
生活・文化 |
機能 |
機械・部品の製造、検査・検出 |
適用製品 |
癌検出器具、および癌検出キット |
目的 |
食道癌において特異的に発現するだけでなく、早期の食道癌においても高発現している腫瘍マーカーを見出し、これを用いた癌の新規検出方法を提供する。 |
効果 |
被検体由来の試料の癌検出方法を使用することにより、癌を客観的な分子学的基準に基づき検出することができる。それゆえ、病理形態学的診断が困難な癌について分子学的基準に基づく診断ができ、癌の機序解明に貢献できる。癌検出方法は特異性が高いので、偽陽性が少ない。さらに、従来のマーカーでは早期癌の検出が困難であったが、この被検体由来の試料の癌検出方法を用いれば、早期癌を感度よく検出することができる。 |
技術概要 |
被検体由来の試料の癌検出方法は、被検体由来の試料において、ADAMTS16遺伝子の発現レベルを測定する測定工程、およびADAMTS16遺伝子の発現レベルを正常レベルと比較する比較工程を包含する。また、被検体由来の試料の癌検出方法は、被検体由来の試料において、配列番号1に示される塩基配列またはその部分配列を含むポリヌクレオチドのレベルを測定するポリヌクレオチド測定工程、およびポリヌクレオチドのレベルを正常レベルと比較する比較工程を包含する。ポリヌクレオチド測定工程において、配列番号3または4に示される塩基配列からなるポリヌクレオチドを使用することが好ましい。被検体由来の試料の癌検出器具は、被検体由来の試料を用いて癌を検出するための器具であって、配列番号2に示されるアミノ酸配列またはその部分配列からなるポリペプチドに特異的に結合する抗体が、支持体上に固定化されているものであってもよい。また、被検体由来の試料の癌検出キットは、配列番号2に示されるアミノ酸配列またはその部分配列からなるポリペプチドに特異的に結合する抗体を備えるものであってもよい。 |
実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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