出願番号 |
特願2004-093836 |
出願日 |
2004/3/26 |
出願人 |
国立大学法人広島大学 |
公開番号 |
特開2005-278423 |
公開日 |
2005/10/13 |
登録番号 |
特許第4078428号 |
特許権者 |
国立大学法人広島大学 |
発明の名称 |
冷凍カニの加工方法および加工装置 |
技術分野 |
食品・バイオ |
機能 |
食品・飲料の製造 |
適用製品 |
凍結温度依存性を有する破断ひずみおよび破断応力、冷凍食品の加工産業 |
目的 |
冷凍カニの剥き身加工を、冷凍カニを解凍することなく、かつ、効率的に行う冷凍カニの加工方法の提供。 |
効果 |
この技術によると、冷凍カニを解凍することなく、効率的にカニ脚からカニ肉を分離でき、剥き身等の製品に加工することができるから、解凍に要する時間および解凍手段を必要とせず、従って、コストの低減および加工効率の向上を実現することができる。また、解凍によるカニ肉の品質劣化を抑制することが可能となる。 |
技術概要
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この技術の冷凍カニの低温加工方法は、凍結したカニ脚を、カニ殻とカニ肉とに分離する加工方法であって、カニ脚のカニ殻を圧壊する圧壊工程と、カニ脚からカニ肉を分離する分離工程とを含み、圧壊工程および分離工程におけるカニ脚は凍結状態にあり、この低温加工方法は、カニ脚の温度が、−18℃〜−40℃の温度範囲で行われることが好ましく、−20℃〜−30℃の温度範囲で行われることがより好ましい。また圧壊工程は、カニ脚を挟み、カニ脚の長さ方向に対して略垂直な方向にカニ脚を圧縮することによってカニ殻を圧壊することが好ましい。更に、圧壊工程は、カニ脚の長さ方向に対して略垂直な面を仮定した場合に、同一面上に位置する2つの部分を挟んで圧縮することにより行われることが好ましい。カニ脚圧縮手段による凍結したカニ脚の殻の圧壊は、容易に、かつ、短時間で行うことができることから、冷凍カニの加工処理時間は、従来の加工処理時間と比較して短縮することができる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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