出願番号 |
特願2004-081318 |
出願日 |
2004/3/19 |
出願人 |
国立大学法人広島大学 |
公開番号 |
特開2005-261361 |
公開日 |
2005/9/29 |
登録番号 |
特許第4487066号 |
特許権者 |
国立大学法人広島大学 |
発明の名称 |
酵母変異体およびその利用 |
技術分野 |
食品・バイオ |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
アルコール性肝臓疾患、うつ病治療、骨関節症、がん治療 |
目的 |
AdoMet(S−アデノシルメチオニン)の生体内での機能を解析でき、かつ、AdoMetを大量生産し得る酵母変異体およびその利用の提供。 |
効果 |
本技術の酵母変異体は、細胞内にS−アデノシルメチオニンを蓄積しているので、この酵母変異体を、S−アデノシルメチオニンの製造に用いることで、AdoMetを大量に生産することが可能になる。さらに、本技術の酵母変異体は、細胞内のAdoMetと細胞の増殖(細胞周期)との関連の解明に利用できる。 |
技術概要 |
この技術の、細胞内でAdoMetを蓄積し得る酵母変異体は、細胞内でS−アデノシルメチオニンを蓄積しうる酵母であって、メチオニン代謝系酵素が変異していることを特徴とするものである。用いられるメチオニン代謝系酵素は、S−アデノシルホモシステイン加水分解酵素であって、配列番号3に示される野生型S−アデノシルホモシステイン加水分解酵素のアミノ酸配列において、1個またはそれ以上のアミノ酸が置換、欠失、挿入、および/または付加されたアミノ酸配列からなる変異型S−アデノシルホモシステイン加水分解酵素が好ましい。変異型S−アデノシルホモシステイン加水分解酵素のアミノ酸配列は、配列番号4に示されるアミノ酸配列が好適である。また、変異型S−アデノシルホモシステイン加水分解酵素をコードする遺伝子を有し、この遺伝子は、配列番号2に示される塩基配列からなるものが好適である。そして、このような酵母変異体を培養することにより、S−アデノシルメチオニンを生産している。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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