出願番号 |
特願2005-266250 |
出願日 |
2005/9/14 |
出願人 |
国立大学法人広島大学 |
公開番号 |
特開2007-080375 |
公開日 |
2007/3/29 |
登録番号 |
特許第4892720号 |
特許権者 |
国立大学法人広島大学 |
発明の名称 |
最小ユークリッド距離検索連想メモリ装置 |
技術分野 |
情報・通信 |
機能 |
機械・部品の製造、制御・ソフトウェア |
適用製品 |
人工知能システム、データバンクシステム、インターネットルータ、モバイルテレビ電話、コードブックベースデータ圧縮 |
目的 |
カラー、グレースケールの画像圧縮、画像認識等の情報処理装置に用いられ、全並列処理による最小ユークリッド距離検索機能を有する連想メモリ装置の提供。 |
効果 |
この技術による連想メモリ装置では、距離計算回路においてユークリッド距離の2乗を計算し、このユークリッド距離の2乗の計算結果から最小距離の参照データを検索回路において検索するようにしており、平方根計算を行わないため、回路規模の縮小および計算処理の高速化を実現することができる。この結果、連想メモリ装置への適用において、低消費電力で小面積なチップ構成で最小ユークリッド距離検索を実現することができる。 |
技術概要
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この技術は、検索データについて複数の参照データと並列に差の絶対値計算に基づくユークリッド距離の2乗を計算する距離計算回路と、その計算結果から最小距離の参照データを検索する検索回路とをメモリ上に形成してなる連想メモリ装置であって、検索データおよび参照データがそれぞれkビット単位でユニット化されている場合に、距離計算回路は、参照データをユニット単位で保存するためのW列R行のユニット保存回路と、ユニット毎に参照データと検索データの差の絶対値計算を行うユニット比較回路と、行毎に比較回路で計算された差の絶対値の2乗の和に相当する電流または電圧信号を生成するR行のワード重み比較回路とを備える。そして、W個の差の絶対値計算回路の出力を全て重み比較回路に入力し、差の絶対値の2乗を計算すると共に、このユークリッド距離の2乗の計算結果から最小距離の参照データを検索する。このように、最も近いユークリッド距離を持つパターンデータを検索するためにユークリッド距離の2乗を用いているため、ユークリッド距離計算回路を小面積で実現できる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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