出願番号 |
特願2005-264934 |
出願日 |
2005/9/13 |
出願人 |
国立大学法人広島大学 |
公開番号 |
特開2007-079767 |
公開日 |
2007/3/29 |
登録番号 |
特許第4742260号 |
特許権者 |
国立大学法人広島大学 |
発明の名称 |
画像処理装置 |
技術分野 |
情報・通信 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
動画像認識処理技術、人間に近い動作をするロボット、物体追跡、高度道路交通システム |
目的 |
入力画像を複数のブロックに分け、ブロックごとに画像処理を行う装置であって、従来の手法に比べ小規模なハードウェアで高速な画像処理を実現する装置の提供。 |
効果 |
入力画像を小規模なブロックに分け、それらのブロックを逐次的に小規模画像処理回路で処理することで、従来の手法に比べ小面積・リアルタイムで画像分割処理を実現することができる。また、高バンド幅を持つオンチップメモリを用いて画像のようなデータ量の多い情報を高速に読み出すことで、大規模画像のリアルタイム画像分割処理を実現できると共に、画像処理を行なう必要のあるブロックのみを順に取り出し、画素並列演算部で処理することで、画像処理を効率的に実行でき、高速化と低消費電力化を実現できる。 |
技術概要
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この技術は、入力画像をいくつかのブロックに分けて、ブロック単位で処理データをストレージ(メモリフィールド)から画素並列演算ユニットに転送することにより領域成長型画像分割処理を行うようにしたもので、これにより、高解像度の画像処理を小面積・高速に実行することが可能になる。このようなブロックスキャン方式により画像分割処理を行う画像処理装置は、入力画像の各画素についての結合重みやリーダセルの情報などを保存するメモリ部分、それらのデータから各画素の状態を決定する画像分割ブロック(画素並列演算ユニット)等から成る。画像分割ブロック内には複数のISE(Image Segmentation Element)が設けられている。各ISEは、画像分割ブロックの処理単位である1ブロック内の各画素に対応させて設けられている。ブロックスキャン方式の画像分割は、初期化、領域成長を行なう起点となるセルを発火させる自己発火処理、引火可能セルに対して実施される引火処理(領域成長)及び鎮火処理の4つの処理に基づいて行われる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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