出願番号 |
特願2006-112788 |
出願日 |
2006/4/14 |
出願人 |
国立大学法人広島大学 |
公開番号 |
特開2007-287455 |
公開日 |
2007/11/1 |
登録番号 |
特許第5167531号 |
特許権者 |
国立大学法人広島大学 |
発明の名称 |
色素増感太陽電池の酸化物半導体電極の製造方法及び酸化物半導体電極 |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
色素増感太陽電池の酸化物半導体電極 |
目的 |
色彩を多彩に変えることができ簡単な構造で開放電圧の高い又は開放電圧向上率の高い、また、光電変換効率の高い経済性に優れた色素増感太陽電池の酸化物半導体電極の製造方法及びその方法により得られる酸化物半導体電極を提供する。 |
効果 |
色彩を多彩に変えることができ簡単な構造で経済的な開放光起電圧又は開放光起電圧向上率の高い、また、エネルギー変換効率の高い色素増感太陽電池用の酸化物半導体電極を製造することができる。この酸化物半導体電極を用いて色素増感太陽電池を製造し、建物の屋根、外装あるいは広告宣伝用に好適な多彩な色調の太陽電池組み込みパネルを容易かつ安価に製造することができる。 |
技術概要 |
透明電極の導電面上にTiO↓2の多孔質層を形成する工程と、TiO↓2にアルカリ金属イオンをインターカレートさせる工程と、そのインターカレートされたアルカリ金属イオンを排出除去後多孔質層に色素を吸着させる工程と、からなる色素増感太陽電池の酸化物半導体電極の製造方法である。TiO↓2にアルカリ金属イオンをインターカレートさせる工程は、非水溶媒にアルカリ金属塩を溶解した電解液中でTiO↓2の多孔質層を電解還元する電解処理である。アルカリ金属塩は、LiX、NaX、KXのいずれかである。式中、XはF、Cl、Br、I、PF↓6、BF↓4、ClO↓4のいずれかである。TiO↓2にアルカリ金属イオンをインターカレートさせる工程は、有機アルカリ金属化合物を含む溶液にTiO↓2の多孔質層を浸漬する化学処理である。有機アルカリ金属化合物は、MeLi、BuLi、PhLi、thienyllithium、t−BuOLi、MeONa、EtONa、t−BuOKのいずれかである。色素は、Eosin Y、Rhodamine B、Chicago Sky Blue、Alizarin、Coumarin 343のいずれかの有機色素である。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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