生物演出システム

開放特許情報番号
L2011004625
開放特許情報登録日
2011/9/2
最新更新日
2011/9/2

基本情報

出願番号 特願2006-065935
出願日 2006/3/10
出願人 国立大学法人広島大学
公開番号 特開2007-241072
公開日 2007/9/20
登録番号 特許第4465477号
特許権者 国立大学法人広島大学
発明の名称 生物演出システム
技術分野 生活・文化
機能 その他
適用製品 生物演出システム
目的 産業的にも教育的にも応用可能な、これまでにない視覚的に面白いエンターテイメント装置を実現する。
効果 地域経済産業の新規来客者獲得に貢献する産業効果と、低年齢層に対する教育的効果を奏する。
技術概要
走電性を有する生物と、生物を有する水槽と、所定の形状を有する電極と、電極に接続する電源と、電源のスイッチを備え、電極を前記水槽に入れ、スイッチをONまたはOFFにすることで、生物を電極に集める生物演出システムである。さらに、紫外線照射装置を備え、生物演出システムを暗部に配置し、紫外線照射装置により水槽に紫外線を照射する。水槽は、筆記用具の一部である。生物は、ミドリゾウリムシである。生物は、発光オワンクラゲである。生物は発光タンパク質を導入した遺伝子組み換え発光生物である。図1は、生物演出システムの概観図、図2はミドリゾウリムシを示す模式図、図3は走電性の原理を示す模式図、電性は、水槽300、ミドリゾウリムシ310、導線320および電源330のみで実演可能である。図4は生物演出システムの動作を示す模式図である。電極部430がマイナス極になるとき、電極部430は緑色に可視化され、電極部440はプラス極となり、可視化されない。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 生物演出システムは、比較的簡単な制御構造によって、誰も予想できない鑑賞を実現する。これにより、水族館や資料館などで集客のための行う「決まりきったショー」に代わるこれまでにない斬新な「エンターテイメントショー」を提供することができる。
改善効果2 私達と同じ生物の本能的な行動を鑑賞に利用することにより、鑑賞者に生命の神秘やその行動の不思議さに対する興味を促すことができる。さらに、科学現象を演出システムによる「遊び」から導入することにより、科学現象に対する嫌悪感を減らすことができる。これにより、近年深刻な低年齢層の科学離れに歯止めを掛けることができるという教育的効果を奏する。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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