出願番号 |
特願2006-203987 |
出願日 |
2006/7/26 |
出願人 |
国立大学法人広島大学 |
公開番号 |
特開2008-029223 |
公開日 |
2008/2/14 |
登録番号 |
特許第4992079号 |
特許権者 |
国立大学法人広島大学 |
発明の名称 |
透明ガエルおよびその作製方法 |
技術分野 |
生活・文化 |
機能 |
その他 |
適用製品 |
透明ガエル |
目的 |
生きている成体で外部から内臓を透視することができる透明ガエルを提供する。 |
効果 |
内臓および骨に対する化学物質の影響を、簡便かつ低コストにて行い得、毒性の影響の程度を経時的に評価することができる。また、疾病(例えば、癌)の発生および/または進行の過程を経時的に評価し得、疾病の治療法を容易に検討することができる。 |
技術概要
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透明ガエルは、黒色眼変異系統のカエルおよび灰色眼変異系統のカエルを交配させる工程を包含する方法により作製される。黒色眼変異系統のカエルの遺伝子型はb/bであり、灰色眼変異系統のカエルの遺伝子型はg/gであるので、透明ガエルの遺伝子型は、b/b,g/gである。なお、黒色眼と灰色眼のいずれの形質も劣性遺伝であるので、透明ガエルは、野生型の表現型を有する親どうしの交配によって作製される。また、透明ガエルを作製するために必要となるカエルを備えているキットを提供する。また、キットに備えられている「カエル」は、所望の形質(すなわち、遺伝子型)を有していれば、成体であっても幼生であってもよく、さらには受精卵であってもよい。図1はカエルの突然変異系統を掛け合わせて透明ガエルを得るまでの工程を示す図である。図2はニホンアカガエルの野生型、突然変異系統、および透明ガエルの外観を示す図である。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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