出願番号 |
特願2006-167871 |
出願日 |
2006/6/16 |
出願人 |
国立大学法人広島大学 |
公開番号 |
特開2007-332103 |
公開日 |
2007/12/27 |
登録番号 |
特許第5696317号 |
特許権者 |
国立大学法人広島大学 |
発明の名称 |
HCVの治療剤又は予防剤 |
技術分野 |
生活・文化 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
HCVの治療剤又は予防剤 |
目的 |
HCV(C型肝炎ウイルス)性肝硬変患者の肝移植後HCV感染による肝炎再発の予防となる有効な治療手段を提供する。 |
効果 |
移植用肝臓片から採取した正常肝NK細胞をIL−2(インターロイキン2)存在下で培養することにより活性化したNK細胞を含むHCV治療剤又は予防剤(治療剤等)の提供によりHCV感染を予防又は治療することができる。また、抗CD81抗体とNK細胞からなるHCV治療剤等の提供により、肝移植後のHCV感染抵抗性を増強することができ、肝移植後のHCVの再発防止に有用である。また、治療剤等は、抗CD3抗体処理により、移植片対宿主反応(graft−vs−host disease)を起こすことなく、その効果を得ることができる。 |
技術概要
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NK細胞活性化剤により活性化されたNK細胞を有効成分とする抗HCV治療剤又は予防剤である。また、NK細胞活性化剤が、IL−2である抗HCV治療剤又は予防剤である。また、IL−2で活性化したNK細胞を含む細胞けん濁液を、さらに、抗CD3抗体を用いて所定の条件下で処理して、CD3陽性細胞を除去した抗HCV治療剤又は予防剤である。また、NK細胞活性化剤で処理したNK細胞と抗CD81抗体との組み合わせからなる抗HCV治療剤又は予防剤である。また、抗CD81抗体を有効成分とする、抗HCV治療剤又は予防剤である。また、抗CD81抗体とNK細胞との組み合わせからなる抗HCV治療剤又は予防剤である。また、NK細胞が肝臓由来であるHCV治療剤又は予防剤である。また、NK細胞が、肝移植のために摘出した肝臓から採取されたものである抗HCV治療剤又は予防剤である。図1はNK細胞の活性に及ぼす抗CD81抗体の影響を示すグラフである。図2はHCV由来E2タンパク質がCD81細胞表面抗原に結合する関係において、投与された抗CD81抗体がそれを阻害する関係を示す説明図である。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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